昨夜のTV番組です。アフリカのコンゴ共和国の男達の話。平均月収が約3万円の国でそれ以上のスーツを着る男達。
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銃やナイフを持たず喧嘩もせず、ひたすらにエレガントに服を着ることを競う生活。一見、馬鹿の様に感じるかも知れませんが、そこには深く受け継がれる哲学や生き様があります。ファッションの最大の敵は戦争です。サプールと呼ばれる彼等の中の高齢な1人の体験の話がありました。内戦の始まりに 庭に穴を掘りコツコツと集めた服を埋めて戦地を逃れます。内戦の後、戻り掘り起こしたそれらの服は全て使い物にならない状態に。その彼にとって戦争は奪うだけで何一つ得るものがない結果だったと。ファッションのベースは平和があっての事です。来年は日本も戦後70年です。この戦争のない70年で日本のファッション業界は大きくなった訳です。ファッションは平和の象徴でもあり華でもある訳です。
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貧しい地域の中で彼等はその地域の誇りで在り憧れでもある存在です。その服を着る為には所作や生き方までを学ぶのです。
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それを学ぶ彼等の中に子供達の姿もあります。平日はひたすらに働き
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週末には着飾り服装だけでなく所作までを競う場に集まります。
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プラダやグッチを着る彼等。時代も状況も違うけれど洋服馬鹿な心は若い頃を思い出させます。当時は傍目には無駄だと映っていた洋服好きな自分達の生き方を今思う時、確かに仲間の全てが平和主義者であるのだろうと思います。
お洒落をしてエレガントに生きることを目指す彼等の姿に紛争のない、貧困から抜け出す為の光を見た思いです。
ファッションを楽しめる、こんな幸せな事がまだまだ覚束ない国もある訳です。それが可能なこの国内でお洒落をしない事は 彼等から見れば非常に勿体無い事であり、恵まれ過ぎた鈍感な国と映るのではないかと心配になった夜です。
そしてファッションってやっぱり いいな!と思えた番組でした。
ファッションの効果効能がこんな形で世界で活躍しているとに心から感謝した夜です。




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