昔、レコードプレーヤーにオートターン機構が出た時は これは便利だなと思った。居眠りをしてプツプツと針をすり減らしていたから。でもオートリピートは好きになれず、針をその都度落としに行くのが好かった。今は全てがデジタル化され動く事もない。
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あの頃部屋で音楽を聞く事は意識を要していた気がする。電源を入れ狙いを付けて針を落とす。それが今はピッピとリモコンのボタンを二度押すだけ。そしてただ流れている。
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今度の震災で安否を確認するのに携帯の電話やメールの便利さを痛感した。
今日、ペンにインクを付けて文字を書いたがなかなか思うようにはいかなくなっていた。
被災され不自由な環境の中にいる方々に必要な物はなるべくなら便利な物で身体に負担をかけないものが望ましいと思う。そんな事を考える時 私達が如何に恵まれ過ぎた毎日を送っているかを実感する。
あの惨状を目の当たりにすると人種を超えて心を動かさずにはいられない。
人間に元々備わっている共に悲しみ慈しむ善の部分。忘れられていたアナログな心がうねりになって広がる事を願わずにはいられない。そしてその真価は何時まで続けられるかに尽きる。
情報はデジタルが便利、しかし処理をするのはアナログな心が好い。
あの映像の瞬間を忘れなければ、今まで以上に少し優しくアナログな毎日をおくれそうな気がする。





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