平成から令和の10連休もあと僅か。こうした中、最も忙しいとされる職業が医師だ。働き方改革による残業規制に反して医師だけは年1860時間まで容認している。月150時間なら毎日7~8時間にも及ぶ残業である。これは過労死ラインの2倍にも相当する。あくまで理由は医師不足だが、どこまで本当なのだろうか。
(人口10万人あたりの医者の推移)
毎年、右肩上がりに増えてはいるが、また離脱組も多い。医師は足りないのか、実は足りては困るのか、どちらだろうか。
◇◇◇◇◇◇◇
街を歩く。近頃は、かつて医院だった看板だけがやけに目に付く。さながら廃院通りのようなところまである。主に歯科医だが一般診療の内科や外科だって例外ではない。次々と閉鎖に追い込まれている。ここでも理由は後継者不足だが、それだけではあるまい。何せ患者の出入りをあまり見ていない。やはり経営不振が第一の原因ではなかろうか。
昭和の半ば、診療はまだ町医者が主流だった。休みも夜間もない。ことある毎にドアを叩き、急病だ、往診依頼だと、昼夜を問わずにやってくる患者の数々。さながら勤務実態は、セブンイレブンそのものではなかったろうか。
月日が経ち、医療制度の発達と共に、こうした行為は総合病院へと移行する。急患は救急車で運ばれ、一般の患者は長い待ち時間の末に診察を受ける。国は、「先ずは掛かり付け医に」を推奨するが、もう近所に開業医はない。結局は最初から総合病院に行くしかないのだ。
だが、医師不足はこうしたことだけではない。前述の如く医師余りだってある。それより医師国家試験の合格基準に問題があるのではないか。身辺を見ても医者の優劣を学歴(出身校)だけで評価する声を良く耳にする。学力も重要な要素とはいえ、それだけではない。技術であり、それ以上に適正がなければならない。お勉強ができる、イコール名医には、なんら結び付かないということだ。
現在、医者からの離脱も増加の一途にある。その後、運転手に、派遣社員に(登録)と頑張ってはいるものの、この前歴がネックになりなかなか仕事にありつけない。世間から見れば「元医者に何が出来るの」になってしまう。
(医学部の合格率)
少子化で受験生激減の中でも医学部だけは増え続けている。平均合格率たるや7%にも満たない。国は真剣に医師不足の解消に取り組んでいるのだろうか。
◇◇◇◇◇◇◇
医師の養成費用は我々の税金によって賄われる。ならば、これほどの無駄はあるまい。この際、学力偏重を改めるべきではないか。学力優秀者は研究に励んでもらい、現場要員は技能や適正を重視して育成する。少子化とはいえ医師志望はまだまだ多い。上図の如く狭き門でもある。発想を転換すれば医師不足など瞬く間に解消すると思うが、医者は特権階級であり患者は商品でしかない○○族が牛耳る日本○○会に改革を求めること自体、的外れということか。
◆◆◆◆◆◆◆
《天空を切り裂く長大なち分断雲》
今朝がた、こうした雲が出ていた。主に、日の出に伴う高層雲の後退現象ではあるが、それだけではない。強い磁場にも起因するから怖い。下敷きの上に砂鉄を置き、双方、もしくは片側から棒状の磁石をあてがったのと同じだ。切り口の方位は東北東から西南西。磁場なら(1)東南東(2)北北西かと思われる。
因みに、こうした雲は過去にも出ていた。
(人口10万人あたりの医者の推移)
毎年、右肩上がりに増えてはいるが、また離脱組も多い。医師は足りないのか、実は足りては困るのか、どちらだろうか。
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街を歩く。近頃は、かつて医院だった看板だけがやけに目に付く。さながら廃院通りのようなところまである。主に歯科医だが一般診療の内科や外科だって例外ではない。次々と閉鎖に追い込まれている。ここでも理由は後継者不足だが、それだけではあるまい。何せ患者の出入りをあまり見ていない。やはり経営不振が第一の原因ではなかろうか。
昭和の半ば、診療はまだ町医者が主流だった。休みも夜間もない。ことある毎にドアを叩き、急病だ、往診依頼だと、昼夜を問わずにやってくる患者の数々。さながら勤務実態は、セブンイレブンそのものではなかったろうか。
月日が経ち、医療制度の発達と共に、こうした行為は総合病院へと移行する。急患は救急車で運ばれ、一般の患者は長い待ち時間の末に診察を受ける。国は、「先ずは掛かり付け医に」を推奨するが、もう近所に開業医はない。結局は最初から総合病院に行くしかないのだ。
だが、医師不足はこうしたことだけではない。前述の如く医師余りだってある。それより医師国家試験の合格基準に問題があるのではないか。身辺を見ても医者の優劣を学歴(出身校)だけで評価する声を良く耳にする。学力も重要な要素とはいえ、それだけではない。技術であり、それ以上に適正がなければならない。お勉強ができる、イコール名医には、なんら結び付かないということだ。
現在、医者からの離脱も増加の一途にある。その後、運転手に、派遣社員に(登録)と頑張ってはいるものの、この前歴がネックになりなかなか仕事にありつけない。世間から見れば「元医者に何が出来るの」になってしまう。
(医学部の合格率)
少子化で受験生激減の中でも医学部だけは増え続けている。平均合格率たるや7%にも満たない。国は真剣に医師不足の解消に取り組んでいるのだろうか。
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医師の養成費用は我々の税金によって賄われる。ならば、これほどの無駄はあるまい。この際、学力偏重を改めるべきではないか。学力優秀者は研究に励んでもらい、現場要員は技能や適正を重視して育成する。少子化とはいえ医師志望はまだまだ多い。上図の如く狭き門でもある。発想を転換すれば医師不足など瞬く間に解消すると思うが、医者は特権階級であり患者は商品でしかない○○族が牛耳る日本○○会に改革を求めること自体、的外れということか。
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《天空を切り裂く長大なち分断雲》
今朝がた、こうした雲が出ていた。主に、日の出に伴う高層雲の後退現象ではあるが、それだけではない。強い磁場にも起因するから怖い。下敷きの上に砂鉄を置き、双方、もしくは片側から棒状の磁石をあてがったのと同じだ。切り口の方位は東北東から西南西。磁場なら(1)東南東(2)北北西かと思われる。
因みに、こうした雲は過去にも出ていた。