古来より伝わる各国共通の自慢話をご存知だろうか。それは「〇〇人(民俗)は世界一手先が器用だ」ということらしい。古来より、木工や石材のみならず、彫刻、彫金、研磨など、手作業だけで近代文明にも劣らぬ高い精度を達成してきただけあって、自負心たるや人一倍のようだ。
我々だって同じだ。常々、日本人は世界で一番手先が器用だ、と教えられてきた。今でも誰もが信じて疑わないだろう。でも実際はどうか。身の回りは全て既製品で済ませてしまう。だから鉛筆も満足に削れない。パソコンやスマホの入力だって、タイプライターによって培われ、変換のない言語を有する民俗には到底敵わない。箸で豆を摘むのさえ初心者の外国人にも劣り、「日本人は手先が不器用」が定番になりつつあるというから情けない。
食の安全も然り。安全安心では世界一の国産に反して不安の代表格たる外国産の食材。ではどうして日本産は海外で受け入れられないのだろうか。価格や311の風評を理由にするが、これだけではない。諸外国はポスト・ハーベスト(残留農薬)や添加材の基準に厳しい。国内で認可の食品添加材であっても、発ガン物質であることを理由に、禁止薬物として規制する国も多いのだ。先進各国の中で、ガンの発症率は、どうして日本だけが増え続けるのか。これとて因果関係は否定できまい。
かつて食品分野を担当した時のことだが、大手の全国チェーンであれ、賞味期限ほどいい加減なものはなかった。消費期限は厳守も“賞味”に関しては売らんかな主義に徹し、早めに棄てさせることを念頭に極めてずさんな管理が行われていた。何が世界一なのだろう。いい加減さでも世界一でないかと思ったものだ。
一昨日はベトナム人による犯罪の増加が際立っとしてニュースになっていた。これとて安全世界一からすれば由々しき事態だ。だが考えて欲しい。彼等だって日本(の高賃金)に“騙されて来日”している。増えたといえ入国数も急増している。犯罪件数は7万5千人の入国に対して1208人だ。日本人のそれと比較して欲しい。
◇(月収30万円の謳い文句で来日すれば実際は時給700円から必要経費を差し引かれてタダ同然で働かされる虚しい現実。加えて、支度金100万円の返済に追われ万引きを強要される悲惨な実態。これって、どちらが犯罪だろうか)◇
警察庁のデータによると、日本では2016年、人口1億2千7百万人に対して刑法犯の認知件数は148万件である。2002年に至っては、1億2千6百万人に対して364万件も発生していた。人口比では約3%にも達する。これまでにも、イランや中国、そして日系ブラジル人と犯罪の巣窟である如くに見られてきたが、こうした逆境にあって尚且つ日本人の平均値よりも遥かに健全なのだ。日本のメディアはどうして真相を報道しないのだろうか
国際社会では一国の論理だけがまかり通る。〇〇〇〇が悪の枢軸と名指しすれば、全マスコミが追随して、虚偽の報道を流し続ける。イランやイラクは異教徒を抹殺し、サッカーでさえ負ければ百叩きの刑が待ち受けると書き立てていた。ところが、副大統領(アジズ)はキリスト教徒であり、街中は西側文化で溢れていた。迫害はあったにせよ自由だったのだ。
報道の自由度ランキングで日本は、2015年の61位から2016年には72位と下がり続ける。曖昧な選定基準もあって一概に信用出来るものでもないが一理あることも確かだ。
コメンテーターも記者も自らの言葉で語り書いているのではない。あくまで(TV)局の方針であり(新聞)社の考えを代弁しているに過ぎない。その証拠に、辛辣な体制批判を繰り返していた者が、ある日突然、体制派の与党議員になっていることからもお気付きと思う。
見えざる意図に支配される報道の世界。誰もが自由に見たままに発信しているのではない。局や社のみならず、上層部の顔色を伺いつつ、これらの意向に沿ったものだけが我々のもとに届けられる。そこに真相はない。真偽のほどは自らが判断するしかないということだ。
我々だって同じだ。常々、日本人は世界で一番手先が器用だ、と教えられてきた。今でも誰もが信じて疑わないだろう。でも実際はどうか。身の回りは全て既製品で済ませてしまう。だから鉛筆も満足に削れない。パソコンやスマホの入力だって、タイプライターによって培われ、変換のない言語を有する民俗には到底敵わない。箸で豆を摘むのさえ初心者の外国人にも劣り、「日本人は手先が不器用」が定番になりつつあるというから情けない。
食の安全も然り。安全安心では世界一の国産に反して不安の代表格たる外国産の食材。ではどうして日本産は海外で受け入れられないのだろうか。価格や311の風評を理由にするが、これだけではない。諸外国はポスト・ハーベスト(残留農薬)や添加材の基準に厳しい。国内で認可の食品添加材であっても、発ガン物質であることを理由に、禁止薬物として規制する国も多いのだ。先進各国の中で、ガンの発症率は、どうして日本だけが増え続けるのか。これとて因果関係は否定できまい。
かつて食品分野を担当した時のことだが、大手の全国チェーンであれ、賞味期限ほどいい加減なものはなかった。消費期限は厳守も“賞味”に関しては売らんかな主義に徹し、早めに棄てさせることを念頭に極めてずさんな管理が行われていた。何が世界一なのだろう。いい加減さでも世界一でないかと思ったものだ。
一昨日はベトナム人による犯罪の増加が際立っとしてニュースになっていた。これとて安全世界一からすれば由々しき事態だ。だが考えて欲しい。彼等だって日本(の高賃金)に“騙されて来日”している。増えたといえ入国数も急増している。犯罪件数は7万5千人の入国に対して1208人だ。日本人のそれと比較して欲しい。
◇(月収30万円の謳い文句で来日すれば実際は時給700円から必要経費を差し引かれてタダ同然で働かされる虚しい現実。加えて、支度金100万円の返済に追われ万引きを強要される悲惨な実態。これって、どちらが犯罪だろうか)◇
警察庁のデータによると、日本では2016年、人口1億2千7百万人に対して刑法犯の認知件数は148万件である。2002年に至っては、1億2千6百万人に対して364万件も発生していた。人口比では約3%にも達する。これまでにも、イランや中国、そして日系ブラジル人と犯罪の巣窟である如くに見られてきたが、こうした逆境にあって尚且つ日本人の平均値よりも遥かに健全なのだ。日本のメディアはどうして真相を報道しないのだろうか
国際社会では一国の論理だけがまかり通る。〇〇〇〇が悪の枢軸と名指しすれば、全マスコミが追随して、虚偽の報道を流し続ける。イランやイラクは異教徒を抹殺し、サッカーでさえ負ければ百叩きの刑が待ち受けると書き立てていた。ところが、副大統領(アジズ)はキリスト教徒であり、街中は西側文化で溢れていた。迫害はあったにせよ自由だったのだ。
報道の自由度ランキングで日本は、2015年の61位から2016年には72位と下がり続ける。曖昧な選定基準もあって一概に信用出来るものでもないが一理あることも確かだ。
コメンテーターも記者も自らの言葉で語り書いているのではない。あくまで(TV)局の方針であり(新聞)社の考えを代弁しているに過ぎない。その証拠に、辛辣な体制批判を繰り返していた者が、ある日突然、体制派の与党議員になっていることからもお気付きと思う。
見えざる意図に支配される報道の世界。誰もが自由に見たままに発信しているのではない。局や社のみならず、上層部の顔色を伺いつつ、これらの意向に沿ったものだけが我々のもとに届けられる。そこに真相はない。真偽のほどは自らが判断するしかないということだ。