◇◇先日、噴火した草津白根山に続いて、今度は宮城と山形県の境界に位置する蔵王山で火山性微動が増加している。気象庁は小規模な噴火の可能性もあるとして噴火警戒レベルを1から2に引き上げて警戒を呼び掛けているという。
蔵王山の噴火は、1694年から1794年を除き、数年から10年程の間隔で繰り返してきた。それが、1940年の4月を最後に、この78年間は鎮静化している。多少の変動はあったものの大きな噴火には至っていない。
地震との関連はどうか。火山性微動(地震)は2015年4月にもあった。この年には・・。
☆2015年05月30日、小笠原西方沖、M8.1
深さ682km、母島と神奈川県二宮町で震度5強
☆2015年11月14日、薩摩半島西方沖、M7.1
深さ17km、鹿児島と佐賀で最大震度4
・・このように規模の大きな地震が日本列島近海に相次いでいる。小笠原西方沖で発生した地震は、1900年以降にあったM8超の規模では世界最深の地震である。
一方、フィリピン・マヨン山でも、この1月中旬から噴火を始めた。しかも、かなりの確率で、日本付近では最も鬼門とされる海域での地震と連動(下記参照)する傾向にある。
https://blogs.yahoo.co.jp/rohitigu/36009895.html
このように、このマヨン山と蔵王山の噴火には共通点が多い。時を同じくして、小笠原近海や危惧される南海トラフの海域に、一定規模の地震を引き起こしているのだ。この場所は比較的発生頻度の少ない区域でもある。にも関わらず、双方の鳴動期に限って活発化するのは、どうしてなのか。やはり関連性は否定出来まい。
因みに、火山も破局噴火ならただでは済まない。日本列島全滅の恐れすらあるそうだ。
神戸大学の研究チームは日本列島で巨大噴火(スーパーボルケーノ)の起きる確率を向こう100年で1%と試算する。しかも死者数は1億人だ。これは日本全滅に等しい。約7300年前のトカラ列島の噴火は南日本の縄文文化を壊滅させた。小惑星衝突が有力な恐竜絶滅だって、こうした説が対極には根強く残る。
確率1%は限りなく低い数字かも知れない。たが、阪神淡路も東日本大震災も、ほぼ同じ確率の中で発生している。たかが1%も、されど1%なのだ。草津白根山や蔵王山は心配無用としても、311以降に危惧された富士山などは、まだ長い眠りに着いたままにある。環太平洋火山帯に相次いぐ地震と火山。安心は早い。まだ7年も経っていない。
※コメント欄に続く↓↓
蔵王山の噴火は、1694年から1794年を除き、数年から10年程の間隔で繰り返してきた。それが、1940年の4月を最後に、この78年間は鎮静化している。多少の変動はあったものの大きな噴火には至っていない。
地震との関連はどうか。火山性微動(地震)は2015年4月にもあった。この年には・・。
☆2015年05月30日、小笠原西方沖、M8.1
深さ682km、母島と神奈川県二宮町で震度5強
☆2015年11月14日、薩摩半島西方沖、M7.1
深さ17km、鹿児島と佐賀で最大震度4
・・このように規模の大きな地震が日本列島近海に相次いでいる。小笠原西方沖で発生した地震は、1900年以降にあったM8超の規模では世界最深の地震である。
一方、フィリピン・マヨン山でも、この1月中旬から噴火を始めた。しかも、かなりの確率で、日本付近では最も鬼門とされる海域での地震と連動(下記参照)する傾向にある。
https://blogs.yahoo.co.jp/rohitigu/36009895.html
このように、このマヨン山と蔵王山の噴火には共通点が多い。時を同じくして、小笠原近海や危惧される南海トラフの海域に、一定規模の地震を引き起こしているのだ。この場所は比較的発生頻度の少ない区域でもある。にも関わらず、双方の鳴動期に限って活発化するのは、どうしてなのか。やはり関連性は否定出来まい。
因みに、火山も破局噴火ならただでは済まない。日本列島全滅の恐れすらあるそうだ。
神戸大学の研究チームは日本列島で巨大噴火(スーパーボルケーノ)の起きる確率を向こう100年で1%と試算する。しかも死者数は1億人だ。これは日本全滅に等しい。約7300年前のトカラ列島の噴火は南日本の縄文文化を壊滅させた。小惑星衝突が有力な恐竜絶滅だって、こうした説が対極には根強く残る。
確率1%は限りなく低い数字かも知れない。たが、阪神淡路も東日本大震災も、ほぼ同じ確率の中で発生している。たかが1%も、されど1%なのだ。草津白根山や蔵王山は心配無用としても、311以降に危惧された富士山などは、まだ長い眠りに着いたままにある。環太平洋火山帯に相次いぐ地震と火山。安心は早い。まだ7年も経っていない。
※コメント欄に続く↓↓