栃木県の足利市だっと思うが、かつて、警察官がワンカートンのタバコを貰ったとてして、マスコミから厳しく糾弾されたことがあった。確かに取り締まる側の不正であり絶対に許されないことではある。たが、なにか腑に落ちない。
それは公務員の定義だ。国立や市立病院の医師、公立学校の教師であれ立派な公務員のはずだ。皆さんご存知の通り、病院に行けば謝礼(心付け)は日常茶飯事で、今は少なくなったにせよ、教師宅には中元歳暮が山のように届いていた。しかし、マスコミが、これらを糾弾したケースをまず知らない。
例外は、教科書や備品、医療器機や薬剤の選定に対する賄賂であろう。でも不思議なのは、これらの業者からなら犯罪で、どうして父兄や患者からの“袖の下”は容認なのか。業者からの数万円が検挙事案で、ことに患者からの“お布施”なら数十万円ですら見逃されている。医療機関は宗教法人ではない。収賄のみならず金額(合算)次第では脱税でもあるのだが。
法の番人たる警察の不正は許しがたいとしても、本人や家族が利害関係者に成り得る職種だけは、マスコミでも口出し無用の聖域なのか。誰もが同じように思ってはいても、一切、口(記事)には出来ない。これっておかしい、と思うのは愚生だけだろうか。
報道の自由度ランキングで日本は、61位(2015年)72位(2016年)と順位を下げ続けている。最早、あの国と変わらない。とすれば、誰もが、このランキングはおかしいと思うだろう。「忖度」だけではない。身近なところにだって、こうした「不可侵の領域」はあるのだ。世界で72位も致し方ないといったところか。
◇◇◇◇◇
昨日、こうした雲が出ていた。
《東西に連なる雲》
(時間と共に数を増やして長く延びる)
雲の生成には理由がある。風であり、気温であり、そして気圧だ。風で流され、温度や湿度の変化によって凝縮と解放を繰り返す。だが幾何学的紋様を形作る一番の要素は磁場にある。
子供の頃、こんな遊びをしたことはないだろうか。下敷きの上に砂鉄を置く。下から磁石をあてがう。下敷きの上に出来る様々な紋様を楽しむ。これは誰でもやった経験があると思う。
私達の住む地球だって磁石だ。だから北極と南極が存在する。そして地表では雲が様々な紋様を形作る。磁場が真下なら集合し、両極なら分散する。棒状なら一直線に並び、磁場の位置によって、その形を変えると言った具合だ。
写真の雲は飛行機雲ではない。空路からも時間帯も外れている。ましてや複数で同一方向に飛ぶことなんてない。自衛隊の編隊飛行でもない。距離と角度による錯覚はあるにせよ、形状を変えずに長時間滞留し、本数を増やしつつ並列になって広がっていった。はて??
それは公務員の定義だ。国立や市立病院の医師、公立学校の教師であれ立派な公務員のはずだ。皆さんご存知の通り、病院に行けば謝礼(心付け)は日常茶飯事で、今は少なくなったにせよ、教師宅には中元歳暮が山のように届いていた。しかし、マスコミが、これらを糾弾したケースをまず知らない。
例外は、教科書や備品、医療器機や薬剤の選定に対する賄賂であろう。でも不思議なのは、これらの業者からなら犯罪で、どうして父兄や患者からの“袖の下”は容認なのか。業者からの数万円が検挙事案で、ことに患者からの“お布施”なら数十万円ですら見逃されている。医療機関は宗教法人ではない。収賄のみならず金額(合算)次第では脱税でもあるのだが。
法の番人たる警察の不正は許しがたいとしても、本人や家族が利害関係者に成り得る職種だけは、マスコミでも口出し無用の聖域なのか。誰もが同じように思ってはいても、一切、口(記事)には出来ない。これっておかしい、と思うのは愚生だけだろうか。
報道の自由度ランキングで日本は、61位(2015年)72位(2016年)と順位を下げ続けている。最早、あの国と変わらない。とすれば、誰もが、このランキングはおかしいと思うだろう。「忖度」だけではない。身近なところにだって、こうした「不可侵の領域」はあるのだ。世界で72位も致し方ないといったところか。
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昨日、こうした雲が出ていた。
《東西に連なる雲》
(時間と共に数を増やして長く延びる)
雲の生成には理由がある。風であり、気温であり、そして気圧だ。風で流され、温度や湿度の変化によって凝縮と解放を繰り返す。だが幾何学的紋様を形作る一番の要素は磁場にある。
子供の頃、こんな遊びをしたことはないだろうか。下敷きの上に砂鉄を置く。下から磁石をあてがう。下敷きの上に出来る様々な紋様を楽しむ。これは誰でもやった経験があると思う。
私達の住む地球だって磁石だ。だから北極と南極が存在する。そして地表では雲が様々な紋様を形作る。磁場が真下なら集合し、両極なら分散する。棒状なら一直線に並び、磁場の位置によって、その形を変えると言った具合だ。
写真の雲は飛行機雲ではない。空路からも時間帯も外れている。ましてや複数で同一方向に飛ぶことなんてない。自衛隊の編隊飛行でもない。距離と角度による錯覚はあるにせよ、形状を変えずに長時間滞留し、本数を増やしつつ並列になって広がっていった。はて??