『1匹、2匹、3匹、4匹、5匹、ん??』
ドラ族なんて、いつの間にかこんなにも増えてしまうのに、どうしてサルモドキ(人間)だけが少子化ニャンじゃ。
「退化した証ではニャーか」
「いや、政治が悪いニャン」
『クワバラ、クワバラ‥』
「違う、真ん中のオイラはクワガタだっちゅーの!」
「でも、ここだけは備蓄満タンで安泰じゃのう。なあチュン次郎や」
「うん、ボクも天下を取った暁には、民.百姓から年貢米の取り立てを厳しくしたり、口入れ稼業(派遣法改正による非正規就労)を推進したりと、構造改革を断行した、ヂュン一郎パパのような立派な宰相になりたいでチュウよね」
数十年の後、この国から人の気配は消えていました。例外は永田町です。生き血を吸ってきただけあって生命力たるや尋常ではありません。ネズミに姿を変え、少子化なんてどこ吹く風と、益々腹黒くなって生き延びていました。
おわり

ドラ族なんて、いつの間にかこんなにも増えてしまうのに、どうしてサルモドキ(人間)だけが少子化ニャンじゃ。

「退化した証ではニャーか」
「いや、政治が悪いニャン」
『クワバラ、クワバラ‥』
「違う、真ん中のオイラはクワガタだっちゅーの!」

「でも、ここだけは備蓄満タンで安泰じゃのう。なあチュン次郎や」
「うん、ボクも天下を取った暁には、民.百姓から年貢米の取り立てを厳しくしたり、口入れ稼業(派遣法改正による非正規就労)を推進したりと、構造改革を断行した、ヂュン一郎パパのような立派な宰相になりたいでチュウよね」
数十年の後、この国から人の気配は消えていました。例外は永田町です。生き血を吸ってきただけあって生命力たるや尋常ではありません。ネズミに姿を変え、少子化なんてどこ吹く風と、益々腹黒くなって生き延びていました。
おわり