昨夕、巨大な断層雲が空一面を覆っていた。秋の便りか、地震の予兆なのかは不明ながら、いずれにせよ奇っ怪な雲だ。
再三の記載につき詳細は省くが、雲の形成に磁場は欠かせない。幾何学的な紋様は地球の磁力によって形作られる。ならば、こうした現象も季節変わりの一過性とは限らない。
一方、桜の開花の話題が尽きない。栃木県内でも連日のようにマスコミに登場する。しかも『初めて』ばかりだ。道東の根室市でも大きなニュースになっていると聞く。学説では過落葉からの修復作用だが本当にそれだけだろうか。
自然界は種の保全を目的に様々な事前行動をとることで知られる。豪雪や暴風雨を前にした営巣位置の変更や強化といったことだが、いずれも半年から1年も前から準備している。ならば「知らぬは人間ばかりなり」も排除出来まい。
冒頭の断層雲は其々が西北西から東南東を指向する。但し、こうした断層を形成するには、磁場が北北東か南南西になくてはならない。すると方位は東北、北海道の東岸から、茨城県南西部、南関東、伊豆・小笠原諸島ラインとなる。
秋は台風のみならず地震のシーズンでもある。大きな地震ほど、これから春先に多発する。ことに秋から冬に集中する。最近、冬場に少ないからと安心は出来ない。歴史的な巨大地震の大半は10月から12月末の間に発生しているのだ。