9月4日付の記載と一部重複するが、また地震の発生域を台風が通過するかもしれない。
三陸沖では、8月20日から22日にかけて、M6を最大にM5を超える地震が連続して8回も発生した。すると台風10号が、この付近を通過して観測史上初めて東北地方に上陸し、東北・北海道に大きな爪痕を残した。
8月31日には熊本でM4.9(後にM5.2に訂正)の地震が発生し、最大震度5弱を観測した。すると台風12号が続いた。沖縄近海で発生した台風12号は強い勢力を保ったまま九州に接近、そして九州北部に上陸した。
今度は台風16号である。
09月17日16時35分、千葉県東方沖を震度にM5.0の地震があり、震度3を最大に関東一帯を揺らした。しかも、また台風が控える。予報円の中心付近を通過すると仮定するなら、台風16号は房総半島(千葉県)に接近の可能性が高い。
いずれも地震の発生域を後追いする如くの進路をとる。日本は地震国だ。だから、いくらでも結び付けられる、と思うだろう。だが不思議でならない。なぜ数日内に発生した最大規模の地震だけを狙って後追いするのか。
それも偶然ではない。各年次の台風を調べても同様な傾向が見られる。先日“ゆらぎ”と書いたが、やはり気圧変化の先達として、通過域を知らせる何らかの役割を果たすのではないか。でないと説明がつかない。
因みに、この先数日は北海道を除いて全国的に雨。“荒天の下”を震源とする地震は少ない。M7超の大地震なら、まず起きない。だが油断は禁物! 大きな地震ほど、荒天後の、何事もなさそうな「穏やか日和」を襲っている。
三陸沖では、8月20日から22日にかけて、M6を最大にM5を超える地震が連続して8回も発生した。すると台風10号が、この付近を通過して観測史上初めて東北地方に上陸し、東北・北海道に大きな爪痕を残した。
8月31日には熊本でM4.9(後にM5.2に訂正)の地震が発生し、最大震度5弱を観測した。すると台風12号が続いた。沖縄近海で発生した台風12号は強い勢力を保ったまま九州に接近、そして九州北部に上陸した。
今度は台風16号である。
09月17日16時35分、千葉県東方沖を震度にM5.0の地震があり、震度3を最大に関東一帯を揺らした。しかも、また台風が控える。予報円の中心付近を通過すると仮定するなら、台風16号は房総半島(千葉県)に接近の可能性が高い。
いずれも地震の発生域を後追いする如くの進路をとる。日本は地震国だ。だから、いくらでも結び付けられる、と思うだろう。だが不思議でならない。なぜ数日内に発生した最大規模の地震だけを狙って後追いするのか。
それも偶然ではない。各年次の台風を調べても同様な傾向が見られる。先日“ゆらぎ”と書いたが、やはり気圧変化の先達として、通過域を知らせる何らかの役割を果たすのではないか。でないと説明がつかない。
因みに、この先数日は北海道を除いて全国的に雨。“荒天の下”を震源とする地震は少ない。M7超の大地震なら、まず起きない。だが油断は禁物! 大きな地震ほど、荒天後の、何事もなさそうな「穏やか日和」を襲っている。