一昨日来、三陸沖で比較的大きな地震が相次いでいる。
列記してみよう。
8月20日、三陸沖、14.15、M5.3、最大震度2
8月20日、三陸沖、18.01、M6.0、最大震度3
8月21日、三陸沖、00.58、M5.9、最大震度3
8月21日、三陸沖、01.10、M5.5、最大震度2
8月21日、三陸沖、01.28、M5.2、最大震度1
8月21日、三陸沖、21.49、M5.1、最大震度2
8月22日、三陸沖、08.13、M5.2、最大震度2
8月22日、宮城沖、15.11、M5.2、最大震度3
※この地震だけ、やや震源が違う。
このように、M5からM6クラスの地震が急増である。
かつて同様な事例があった。2011年のことだ。この年は3月9日に三陸沖でM7.3の地震があり宮城県で震度5弱を観測した。この後、M5からM6の地震が断続的にあったが、あくまで9日の余震だろうと考えられていた。だが実際は違った。11日に発生する巨大地震の前震であった。
今回はどうか。最近、関連を疑う強い地震はない。あくまで東日本大震災の余震として片付けられるだろう。だが侮ってはいけない。これが前震でない保証はどこにもないのだ。地震に法則などない以上、危惧されるアウターライズ型の領域ではないからと安心は出来まい。
だが、もうひとつ原因があるとすれば、それは台風からの“ゆらぎ”ではないか。常識的には台風と地震に因果関係などない。しかし潮位だってばかにはならない。気圧の変化でも大きく上昇する。複数台風の相関で迷走するとされる藤原の効果からも潮位変動は予測困難とはいえトリガーには十分に成り得るということだ。
前震なら話は別だが、一連の発生が“ゆらぎ”であるなら今回の三陸沖の鳴動も台風の通過で一段落するだろう。何れにせよ台風は東北太平洋側を北上する。そして台風が接近するにつれ風雨が地震活動を抑制する。ひとこと加えれば「颶風(台風)は暴れ鯰の子守唄」=風雨の最中に大地震はない=の言い伝え通り、やはり大きな地震ほど荒天明けが一番怖い。
PM8:35、追記
昨日は父島近海でM5.0、今日は鳥島近海でM5.7と、こちらも少し動き出している。19日には茨城沖でもM5.4の規模であったばかりだ。やはり“ゆらぎ”の影響か。台風一過に注意を。
列記してみよう。
8月20日、三陸沖、14.15、M5.3、最大震度2
8月20日、三陸沖、18.01、M6.0、最大震度3
8月21日、三陸沖、00.58、M5.9、最大震度3
8月21日、三陸沖、01.10、M5.5、最大震度2
8月21日、三陸沖、01.28、M5.2、最大震度1
8月21日、三陸沖、21.49、M5.1、最大震度2
8月22日、三陸沖、08.13、M5.2、最大震度2
8月22日、宮城沖、15.11、M5.2、最大震度3
※この地震だけ、やや震源が違う。
このように、M5からM6クラスの地震が急増である。
かつて同様な事例があった。2011年のことだ。この年は3月9日に三陸沖でM7.3の地震があり宮城県で震度5弱を観測した。この後、M5からM6の地震が断続的にあったが、あくまで9日の余震だろうと考えられていた。だが実際は違った。11日に発生する巨大地震の前震であった。
今回はどうか。最近、関連を疑う強い地震はない。あくまで東日本大震災の余震として片付けられるだろう。だが侮ってはいけない。これが前震でない保証はどこにもないのだ。地震に法則などない以上、危惧されるアウターライズ型の領域ではないからと安心は出来まい。
だが、もうひとつ原因があるとすれば、それは台風からの“ゆらぎ”ではないか。常識的には台風と地震に因果関係などない。しかし潮位だってばかにはならない。気圧の変化でも大きく上昇する。複数台風の相関で迷走するとされる藤原の効果からも潮位変動は予測困難とはいえトリガーには十分に成り得るということだ。
前震なら話は別だが、一連の発生が“ゆらぎ”であるなら今回の三陸沖の鳴動も台風の通過で一段落するだろう。何れにせよ台風は東北太平洋側を北上する。そして台風が接近するにつれ風雨が地震活動を抑制する。ひとこと加えれば「颶風(台風)は暴れ鯰の子守唄」=風雨の最中に大地震はない=の言い伝え通り、やはり大きな地震ほど荒天明けが一番怖い。
PM8:35、追記
昨日は父島近海でM5.0、今日は鳥島近海でM5.7と、こちらも少し動き出している。19日には茨城沖でもM5.4の規模であったばかりだ。やはり“ゆらぎ”の影響か。台風一過に注意を。