日韓両国民共に“朝鮮半島に大地震はない”と思ってはいないだろうか。そんなことはない。日本列島よりは少ないにせよ歴とした地震地帯だ。北朝鮮には白頭山があり、この数年の山体変化と地殻変動から、巨大噴火や大地震が迫っているのではと危惧されている。
奇しくも一昨日(7月5日)、朝鮮半島南部を震源とするM4.9の地震があり、長崎県の島嶼部を主に、九州から中国地方の一部で震度1から2の揺れを観測した。恐らく、震源域である韓国南部一帯の揺れは更に大きく、マスコミや巷でも相応の話題になったであろう。
この数年来、韓国では有感地震が急増しているそうだ。今回のような規模での発生は珍しいにせよ、2011年の東日本大震災以降、際立っているという。韓国は遠いようで近い。東北沖からの距離は北海道や関西と変わらない。311の余波が朝鮮半島に及んでも何ら不思議ではない。
1700年前後の日本は有史以来最大の鳴動期だった。1677年に延宝地震が起きるや、1703年には元禄地震が、1707年には宝永地震と、3つの巨大地震が僅か30年の間に連続し、日本列島に大きな爪痕を残した。
この間、1681年には韓国の東海岸を大地震が襲った。江原道地震と称された地震は、M7.5と推定され、韓国では極めて希な津波被害まで引き起こしている。地球時間に30年など無いに等しい。言わば連動の範疇といえる。
そして今、東日本大震災から5年が経過し、韓国でも大地震が危惧されている。江原道地震の前、韓国では「朝鮮半島に地震はない」と思われていた。しかし延宝地震の4年後、有感地震が増えるや否や東海岸を大地震が襲った。どこか現在の状況は当時の写し絵のようでもある。
歴史は繰り返す。南海地震も怖いが韓国で発生する地震はもっと怖い。巨大地震の狭間に朝鮮半島で発生するなら、伝播の連鎖に疑う余地はない。1597年の白頭山噴火はソウルまで揺らした。地震と火山に命運を左右されるのは韓国だって同じなのだ。
余談だが、韓国は原子力発電の依存度が極めて高い。総電力消費量の45%を占める。設備利用率は95%を超える。しかも月城、古里と、東海岸の(大地震)危険地帯に集積する。日本並の耐震基準は備わっているのだろうか。
奇しくも一昨日(7月5日)、朝鮮半島南部を震源とするM4.9の地震があり、長崎県の島嶼部を主に、九州から中国地方の一部で震度1から2の揺れを観測した。恐らく、震源域である韓国南部一帯の揺れは更に大きく、マスコミや巷でも相応の話題になったであろう。
この数年来、韓国では有感地震が急増しているそうだ。今回のような規模での発生は珍しいにせよ、2011年の東日本大震災以降、際立っているという。韓国は遠いようで近い。東北沖からの距離は北海道や関西と変わらない。311の余波が朝鮮半島に及んでも何ら不思議ではない。
1700年前後の日本は有史以来最大の鳴動期だった。1677年に延宝地震が起きるや、1703年には元禄地震が、1707年には宝永地震と、3つの巨大地震が僅か30年の間に連続し、日本列島に大きな爪痕を残した。
この間、1681年には韓国の東海岸を大地震が襲った。江原道地震と称された地震は、M7.5と推定され、韓国では極めて希な津波被害まで引き起こしている。地球時間に30年など無いに等しい。言わば連動の範疇といえる。
そして今、東日本大震災から5年が経過し、韓国でも大地震が危惧されている。江原道地震の前、韓国では「朝鮮半島に地震はない」と思われていた。しかし延宝地震の4年後、有感地震が増えるや否や東海岸を大地震が襲った。どこか現在の状況は当時の写し絵のようでもある。
歴史は繰り返す。南海地震も怖いが韓国で発生する地震はもっと怖い。巨大地震の狭間に朝鮮半島で発生するなら、伝播の連鎖に疑う余地はない。1597年の白頭山噴火はソウルまで揺らした。地震と火山に命運を左右されるのは韓国だって同じなのだ。
余談だが、韓国は原子力発電の依存度が極めて高い。総電力消費量の45%を占める。設備利用率は95%を超える。しかも月城、古里と、東海岸の(大地震)危険地帯に集積する。日本並の耐震基準は備わっているのだろうか。