1日、桜島で観測史上7位に相当する爆発的噴火があり、噴煙は高度4100mに達した。現地では恒常的で驚くような規模ではないだろうが、この桜島の大噴火は、其々の時代の大地震とも深く関わっている。
直近では1946年の昭和噴火がある。この年の1月から爆発的な噴火が始まり、北部集落を埋め尽くすなど、島全体に甚大な被害を与えた。この前後には大地震も相次いでいた。戦時下で隠ぺいされた事実は多いものの、下記の通り巨大地震に挟まれていた。
1944年12月07日、東南海地震、M8.2
伊豆から紀伊にかけて大津波。死者、行方不明1223名に及ぶ大被害。
1945年01月13日、三河地震、M6.6
終戦前で実態は不明ながら、家屋倒壊多数で、死者、行方不明は2306名とされる。
1946年12月21日、南海地震、M8.4
房総から九州まで大津波に襲われ、死者、行方不明は1443名。
火山噴火ではないが東日本を襲った巨大地震も西日本の鳴動期と深く関わっている。
関東大震災(1923年09月01日、M7.9)は、前年から島原地震(1922年12月08日)、九州南東沖地震(1923年07月13日)などがあり、その後、間もなく発生した。
十勝沖地震(1968年05月16日、M8.3)は、えびの地震(同年02月21日)、日向灘地震(同年04月01日)と、ふたつの九州地区での大地震に続いて発生した。
東日本大震災(2011年03月11、M9.0)は、沖縄本島近海地震(2010年02月27日)、小笠原諸島西方沖地震(同年11月30日)、父島近海地震(同年12月22日)の後に発生している。
20世紀から21世紀にかけて日本列島を襲った巨大地震は、何れも西日本の噴火や大地震が関わっているのだ。
因みに、桜島最大の噴火は1914年01月12日の大正大噴火といわれ、この噴火で噴煙は1万メートルに達し、大隅半島を陸続きにした。しかも同日にはM7.1の桜島地震が発生している。
この噴火の前後にも、仙北、石垣島西方、十勝沖、宮城県沖と、M7超の規模で多発したが、大地震は日本列島だけには留まらない。
1910年にバヌアツでM8.5、M8.0と連発し、1913年にはインドネシアでM8.5、1914年にはマリアナでM8.0と巨大地震が相次いだ時代でもある。数年の間に巨大地震が次々と発生する状況は今現在と同じではないだろうか。
今日から明日にかけて天候は、また全国的に大荒れの予報。大地震ほど風雨下に少く荒天後の穏やかな日和に多い。桜が見頃の北海道も間もなく新緑の季節に入る。
今朝の9時頃、北海道東方沖でM5.7の地震があった。そろそろ北日本でも〇〇〇がある前触れだろうか。ならば九州・熊本地震の“矯正”は場所を選ばない。やはり、有感地震の途絶えて久しい地域ほど、怪しさが漂う。
直近では1946年の昭和噴火がある。この年の1月から爆発的な噴火が始まり、北部集落を埋め尽くすなど、島全体に甚大な被害を与えた。この前後には大地震も相次いでいた。戦時下で隠ぺいされた事実は多いものの、下記の通り巨大地震に挟まれていた。
1944年12月07日、東南海地震、M8.2
伊豆から紀伊にかけて大津波。死者、行方不明1223名に及ぶ大被害。
1945年01月13日、三河地震、M6.6
終戦前で実態は不明ながら、家屋倒壊多数で、死者、行方不明は2306名とされる。
1946年12月21日、南海地震、M8.4
房総から九州まで大津波に襲われ、死者、行方不明は1443名。
火山噴火ではないが東日本を襲った巨大地震も西日本の鳴動期と深く関わっている。
関東大震災(1923年09月01日、M7.9)は、前年から島原地震(1922年12月08日)、九州南東沖地震(1923年07月13日)などがあり、その後、間もなく発生した。
十勝沖地震(1968年05月16日、M8.3)は、えびの地震(同年02月21日)、日向灘地震(同年04月01日)と、ふたつの九州地区での大地震に続いて発生した。
東日本大震災(2011年03月11、M9.0)は、沖縄本島近海地震(2010年02月27日)、小笠原諸島西方沖地震(同年11月30日)、父島近海地震(同年12月22日)の後に発生している。
20世紀から21世紀にかけて日本列島を襲った巨大地震は、何れも西日本の噴火や大地震が関わっているのだ。
因みに、桜島最大の噴火は1914年01月12日の大正大噴火といわれ、この噴火で噴煙は1万メートルに達し、大隅半島を陸続きにした。しかも同日にはM7.1の桜島地震が発生している。
この噴火の前後にも、仙北、石垣島西方、十勝沖、宮城県沖と、M7超の規模で多発したが、大地震は日本列島だけには留まらない。
1910年にバヌアツでM8.5、M8.0と連発し、1913年にはインドネシアでM8.5、1914年にはマリアナでM8.0と巨大地震が相次いだ時代でもある。数年の間に巨大地震が次々と発生する状況は今現在と同じではないだろうか。
今日から明日にかけて天候は、また全国的に大荒れの予報。大地震ほど風雨下に少く荒天後の穏やかな日和に多い。桜が見頃の北海道も間もなく新緑の季節に入る。
今朝の9時頃、北海道東方沖でM5.7の地震があった。そろそろ北日本でも〇〇〇がある前触れだろうか。ならば九州・熊本地震の“矯正”は場所を選ばない。やはり、有感地震の途絶えて久しい地域ほど、怪しさが漂う。