昨日の沖縄八重山の地震では津波注意報が発令されたが無事に解除された。八重山地方は、1771年に12000人の犠牲者を出すなど度々、大地震に襲われている。今回の地震は比較的規模も小さく間もなく余震も収まるだろう。だが安心は出来ない。とは言っても八重山地方のことではない。
1703年には元禄地震がM8.2~M8.7の規模で発生し、東日本、主に関東地方を大津波が襲い、一説には犠牲者20万人に及ぶ甚大な被害を出した。そして1707年には、東日本大震災までは有史以来最大規模とされた、推定M8.4からM9.0の宝栄地震が起きている。問題はこの間だ。1706年に、昨日と同じクラスの地震が、八重山(宮古島で被害)で起きている。
この間隔を、あの大震災以後に当てはめて欲しい。そっくりではないか。東日本、八重山、そして来年にも〇〇だ。
東日本大地震以後、歪みは蓄積されたままだ。地球時間では4年など無いに等しい。八重山の地震が東南海地震へ続く暗示でなければよいのだが。
関東地方は、やっと不安定な天候が収まった。4月22日からは好天が続きそうだ。だが風雨明けでもある。ここ数日は関東を含め全国的にM5~M6に要注意だ。