正力松太郎の言葉に「巨人軍は常に紳士たれ」がある。そして、青少年の模範でなくてはならない、とも言い続けた。
数年前、監督の原は、女性問題で1億円を脅し取られた。球団は原は被害者だとし、原も合意の上で渡したものだとして、おとがめなしに終えた。
これはおかしい。あくまで不正供与であり、合意ならば、立派な脱税ではないか。二重の罪を犯して許されるなら法律なんていらない。
先日の週刊誌では沢村の暴力事件が取り上げられていた。記事を信じるなら、球団が手をまわして、もみ消したことになる。同様な事件で朝青龍は角界を追われた。同郷であり、支持者でもあるが、絶対に許されることてはない。もう巨人は終わりだ。
この際、球界でも薬物検査をやったらどうか。数年前に実施した角界では露鵬と白露山など、3人のロシア人が発覚して、角界を永久追放された。だが限りなく灰色の日本人力士は難を逃れている。今の時代、摘発ゼロはないだろう。11球団に処分が及び、一球団だけが逃げ切るなら、もう先はない。大リーグでは抜き打ちが常だ。身売りして、サムスンジャイアンツか、ハイアールジャイアンツにでも名を変え、韓国リーグか中国リーグにでも加盟すればいい。正義がない、謝らない、ファンを大切にしない、こんな球団は日本にいらない。