織部の里公園を簡単にご説明です

 

400年前の桃山時代

日本最大のやきもの産地であった土岐市

公園内にある元屋敷窯は

窯最古の連房式登窯で当時の姿をよく留めており

その重要性からこのあたり一帯が

昭和42年に国指定史跡となりました

織部の里は

この元屋敷窯周辺を「歩く」「見る」「触れる」ことで

桃山陶への理解を深め、楽しむための公園です

 

公園内には

松坂屋の創業家である伊藤家の別荘揚輝荘」から移築された

「暮雪庵」があり

美濃桃山陶が体験できる作陶施設「創陶園」

屋敷窯跡から出土した遺物の展示室などがあります

 

深い緑色が印象的な陶器「織部焼」で有名な

古田織部の実際の名前は

古田 重然(ふるた しげなり、ふるた しげてる)

生誕の地は美濃国の現在の岐阜県本巣市

安土桃山時代に武士・茶人・陶人として

信長・秀吉・家康に仕え活躍し

独自の美的感覚で一世風靡しました

 

この古田織部は

森蘭丸の弟で美作の17万5000石で

津山城主となった森忠政とは

義理の叔父、甥の親戚関係です

 

織部焼や織部と忠政の関係など

もっと知りたい方は

下記のORIBE美術館の説明をご覧下さい

織部焼き誕生の歴史的側面 (oribe.gr.jp)

 

 

「織部の里公園」

織部の里公園|土岐市文化振興事業団 (toki-bunka.or.jp)

 

 

「元屋敷窯(もと やしきがま)」

 

「元屋敷窯建物入り口」

 

後ろに見えるのが「中央自動車道」

 

上からの元屋敷窯

 

 

左から

元屋敷3号窯、2号窯、1号窯

 

 

左の建物は、一般の民家

 

こちらも一般の民家