東京で先日、桜の開花宣言をしたと
思ったら、テレビニュースで見ると
もう、桜が満開ですね
名古屋は、昨日開花宣言がありました
美濃の国は一昨日、宣言があり
今週末に桜も満開になりそうです
気持ちだけでもうきうきしたいところですが
ついに我が街でも昨日・・・
渡航歴のない７０代男性の感染が
テレビニュースで報道されました
まだ、感染経路が判明せず
情報が入りませんが
自分や母の関係先や行動先でないことを
ただ、祈るだけです
あと、病院や介護施設だとクラスターの危険もあり
単独で終わって欲しいですね
隣りの愛知県は感染者が全国で２番目
我が街は名古屋のベッドタウンとして
人口増のあった街で
名古屋に通勤する方々も多いので
今回のケースとは別に懸念はあります
今日は
昨日の大河ドラマで
信長と濃姫（帰蝶）、明智光秀（明智十兵衛）
幼き徳川家康こと・竹千代、菊丸が登場した
那古野城（なごやじょう）です
そういえば、昨日の「麒麟がくる」では
末森城は「末盛城」と表記されていましたね
那古野城は古文書の記録には名が残りますが
縄張り図なども無く
現名古屋城二之丸に
那古野城の説明看板があるだけで
全く、史跡の残像は無く
今となっては、本当に幻の城です
現名古屋城を築城する時に
家康が豊臣秀吉の大阪城を憎しみで
埋設してしまったのとは違い
地理学上の立地や経済上などを考慮して
ここに築城を命じたのであって
織田信長の城跡を壊すという意識は
皆無だったと思います
名古屋城は
昭和２０年の名古屋大空襲の際の焼夷弾で
西南隅櫓など６棟以外は消失してしまいました
ただ、那古野城のあった二之丸は
それ以前に明治以降昭和２０年まで
陸軍の管理下に置かれ、二之丸御殿などの
建物が破壊され、整地され
練兵場や兵舎の建設などがされたため
余計と那古野城の姿が
不明になってなってしまいました
「名古屋城」
名古屋城は開園していますが
本丸御殿、西南隅櫓、階段体験館内部の
入場は３月３１日まで中止となっています
https://www.nagoyajo.city.nagoya.jp/
那古野城（なごやじょう）については
下記のＨＰに詳しく書いてあるので
興味のある方はご覧下さい
それでも簡単に説明しますと
今川義元の父・氏親が尾張制覇の足掛かりとして
大永年間（１５２１年～１５２８年）に
「柳の丸」として築城し
一族の今川氏豊に守らせましたが
天文元年（１５３２年）に
天文７年（１５３８年）の説もあり
勝幡城主であった織田信長の父・信秀の計略で
氏豊氏を追放し、城を奪いました
父・信秀は古渡城（明日の記事）を築城し移り
那古野城とし、この城を信長に譲りました
弘治元年（１５５５年）信長は
清州城に移り、やがて廃城となりました
「前史・那古野城跡/名古屋城総合事務所ＨＰ」
https://www.nagoyajo.city.nagoya.jp/learn/history/zenshi/
「那古野城址碑」
名古屋空襲で文字が剥がれ
現在では”那古”の文字しか見えません
右手にドルフィンズアリーナ（愛知県体育館）
その奥に名古屋法務局、愛知県警がありますが
この付近が三之丸といわれるエリアです
発掘によって、那古野城の遺構が
二之丸から三之丸にあり
下の写真辺りに本丸があったと
考えられるそうです
詳しくは下記の
「遺構から見た那古野城の残影」をご覧下さい
文字が小さいので拡大してみて下さい
上にある「遺構の那古野城の残影」から
推定すると
赤円形のあたりに那古野城があったと
自分では思います
円形内の青い屋根がドルフィンズアリーナです
ただ、以前に撮った写真で
那古野城を意識していなかったのが残念です
那古野城のことは忘れて
二の丸庭園などを歩いてみました
二之丸広場から見た
「東南隅櫓」
東南隅櫓は名古屋空襲から免れた建物の一つで
重要文化財になっています
https://www.nagoyajo.city.nagoya.jp/guide/sumiyagura/
積み直しのために並べられている石垣
左が「裏二之丸門」の橋
ここから本丸や本丸御殿へと入って行きますが
後の予定の時間も考えて、入りませんでした
東南隅櫓が見えるところに
「清正の石曳き」があります
「オオカンザクラ」
名古屋城には「宗春ゾーン」と「義直ゾーン」の
２つのグルメ、物販ゾーンがあります
名古屋駅から地下鉄で
東山線「栄駅」で名城線に乗り換え
「市役所駅」で降りると名古屋城は直ぐです
正面が「名古屋市役所」
右側が「愛知県庁」
