金利裁定って聞いたことありますか?
一言でいうと内外金利差は為替レート
の予想変化率に等しいという命題です。
近似式ですと、
(e’ - e) / e = i -i(f)
e’ : 将来の予想為替レート
(e’ - e) / e : 為替レートの予想変化率
i -i(f) : 現在の内外金利差である i
マイナス
将来の内外金利差である i(f)
です。
私が1982年の夏に第一回目のNYへ
赴任した時の円ドルの為替レートは
1ドル240円でした。その後82年中
に270円にまでなります。88年に
帰国した時は130円程度でした。
一方の金利水準はどうでしょうか。
1982年当時 1888年当時
米国
短期金利12% 7~8%
長期金利13% 8~9%
日本
短期金利5.5% 2.5%
長期金利8.4~8.9% 5.5~5.7%
税金とか手数料とか考えないとすると
82年当時の日米金利差(短期)の
6.5%程度を6年間運用すると約40%
の差になります。その程度ドル安、
円高になってもおかしくないということ
です。
金利が高いから外貨預金という話を
よく聞きますが、円建てで帰ってくる
元本が130円/270円の半分以下に
なれば得なのか損なのか、よく考え
ましょうということです。
尤も預金資産のポートフォリオの分散
という観点から外貨預金をすること
には意味がありますが。
明日はこういう国際化時代に株主構成
がどう変化しているか、分かっている
ようでへ~そうなんだというあたりを
書きます。
お読みいただきありがとうございます。