前回の冬グローブ入手と同時期に、全国で記録的な大寒波が襲来しました。
おだやか気候な瀬戸内の愛媛松山も例外ではなく、日没後にかなりの範囲で路肩と歩道が凍ってしまいました。
これは市内ではかなり珍しい事です。
現在の私は自転車通勤をしているのですが、そんな路面状況で平気なほど神経が太くありません。かと言って車道に大きくはみ出せば自殺行為。「雪や凍結に慣れていない」のは私一人の問題ではなくドライバーも同じなのですから。
コロされるわ!
仕方ないのでその日の帰りは約3kmの通勤路を自転車押して帰るハメになったりしてます。
そんな大寒波がキッカケで、数年ぶりに(グローブ以外の)単車用冬装備を増強する気になったと。
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現在の私の冬装備は以下。
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【上半身】
・ウインタージャケット
YELLOW_CORN YB-5305
(2015年末購入。肩と肘には付属のパッド装着)
・胸部+脊髄プロテクター
POI-BP01
・インナー
薄手の半袖シャツ1枚+長袖シャツ1~2枚
【下半身】
・ユニクロのジーンズ
・薄手のパッチ
・膝パッド
TAICH ステルスニーガード TRV-045
(これも2015年から。一度もコケてませんがものすごーくヘタってます)
ここ数年、冬装備の基本はこんな感じで安定稼働中。
ただ、この程度だと人によっては「チト軽装じゃないの?」と感じるかもしれませんが、それもそのはず。氷点下や長時間高速道路走行などは想定していないんだもの。
もちろんそんな場面が予見できる時はそれなりに対処しますよ。インナー増やしたりジーンズの上にゆったりめの迷彩パンツを重ね履きしたりして調整するワケですね。
ではなぜ普段からそうしてないのかと言いますと、
冬装備には「ひとたびグレードアップするともう元には戻れない」とゆー大原則があるからです。
なので完璧な防寒性能なんか求めちゃいけんのです。
(^ω^;
てなワケで、ある程度までは「寒さは耐え忍ぶべき」との悟りは得ているのですが、それでも今回の大寒波にはビビっちゃったのね。
山ならともかく、平地であの寒さがまた来るようなら耐えられないでしょう。
ちなみに私の「服装に関するセンス」とか「他人から見られる事の配慮」などは壊滅的に世間離れしており、ウェア類はどれだけ色褪せようがくたびれようが少々破けようとも、非常~~~に長い期間使い続けます。先代のジャケットはギリースーツみたいになるまで酷使したし。
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そんな私が手始めに何を増強したのかと言いますと、スカスカ下半身を守護する革のオーバーパンツです。
KADOYA オーバーパンツ
モデル名不明 (LL)
USEDをヤフオクで2万円+送料。
私としては高い買い物でした。
KADOYAだけどソフトな革。しっかりと中綿があるのでかなり重たくて嵩張ります。
画像では判別付きづらいですが実は黒一色ではなく、腰回り・前面の太もも・後面のふくらはぎ以下がニュートラルグレーになってるツートンカラー。あまりイケてない。
昔のガンダムカラー(ザク用)にソックリなグレーです(黒70%白30%)。
これ、出品者も元はヤフオクで入手したそうで「どうしてもサイズ感が合わない」という理由で放出した、という経緯があります。なぜ「サイズ“感”が」という奇妙な言い回しをしたのか入札時点では分からなかったんですが、ようはサイズが合わなかったんだろうと深く考えませんでした。
現物が届き点検してみますと、USEDのハズですが状態はすこぶる良く、オーバーパンツなのに裾が全く擦れてなかったです。
いやホントに使わなかったんだなコレ。
んでさっそく部屋の中で試着したところ…
「ああこりゃ確かに合わんわ」
と、即座に理解しました。
なんてゆーか、サイズは妥当なんです。
ウエストは大き目でも調整範囲内で絞るとイケましたし、裾も引きずるほどは余っていないし。
でもね。履いた感じがまるで「腰上を切り取ったオーバーオール」なんですわ。
これは落ち着かん!重量があるので歩くたびにズリ下がる。
実際に単車に乗る前にそこだけはなんとかしたかったんで、とりあえず100均のゴム紐製サスペンダーで軽く吊ってみたところ、まあまあ落ち着きました。先の画像は既にサスペンダーを装着した状態です。
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しかし、ただ履いただけで既にこれだけの違和感あるシロモノが実用に耐えれるか?
せっかく大枚はたいて買ったのに、私も前オーナーのように使わなくなるのではなかろーかと思うと夜しか眠れませぬよ。
(´゚ω゚)
(続く)