前回の記事でホイールベアリング交換の道具が揃ったのでさっそく交換…といきたかったのですが、アタリマエだけどベアリング交換するには足回りバラさないといけませんよね。これが面倒なんでいまだ手つかずです。

んなこと言ってたら何もできんだろ!ですよね。

(´-ω-`)

 

いやまあ、ようするに次のタイヤ交換とか、なにかの足回りメンテの時に一緒にやっちまおうかなってだけのコトです。

そんなワケで車体には何もしておりませんが、スペアホイールは部屋に転がっています(マジェスティのフロントとYZF-R3のリヤ)。

なのでこいつらのベアリングを先に交換したのですが、このとき使用したブツについて語ってみませう。
δ(・ω・`)



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【ベアリングの選択】
もちろん純正品を手配するのが正解ですよね。
でも高いの。値段が。

 

単車に使われるベアリングはバイクメーカーで内製しているワケではありません。ベアリングメーカーが作っています。つまり規格さえ一致すれば汎用品で代替できるってコトです。これでそうとう安く買えます。

 

では純正品と汎用品はどこが違うのかと言うと「純正品はバイクメーカーの仕様に基づいているもの」でしょう。それ以外の解釈のしようなんてないです。

だから条件によっては汎用品そのまま使っているかもしれませんし、外形規格だけ共通で中身は別モノの場合だってあるかもしれません。

その「バイクメーカーの仕様」というものは誰にもわかりませんよね。すなわち汎用品を使うという事は、メーカーの仕様を逸脱するという事だけは確実です。それが良いか悪いかはまた別の話ですけど。

 

コストが安くつくのが汎用品のメリットなら、仕様違いはデメリットと言えますので、そこが気になる人は迷わず純正品にしませうね。

 

 


さて。

ベアリングの規格はYAMAHA車の場合ならパーツリストでも分かるという説があるのですが、聞いた事ないでしょうか?
部品番号を見てみませう。

YZF-R3(Rホイール)
9330
6-20314 1,639円/個

MAJESTY(Fホイール)
9330
6-20352  781円/個

部品番号の中に紛れ込んでいる数字(
赤色四桁)がベアリングの規格をそのまま表しているというなんですが、これを私は昔どっかで見たのを覚えてて、現物を確認せずにベアリングを手配したのです。


マジェスティもR3も同じサイズ。
NTN 6203 LLU CM/5K
(内径17φ/外径40φ/厚さ12mm/接触シール形)
私はフリクションロスの軽減より防水性を優先したいので問答無用で接触シール形(LLU)を選ぶのです。
モノタロウ通販で買うと1コで税込み372円。 

ちなみに松山市にはNTNの代理店がありまして、昔そこで小売りしてもらった事があるのですが定価(標準価格)なので高かったす。        

 

 


はい。知っている人はもうわかっていると思いますが、

実はさっき書いたYAMAHA純正部品番号の読み方、全然アテになりません。
このことはブツを手に入れたあとで調べてようやく知ったんですわ~。

(先にやれよ)

まあ今回はたまたま合致していますが、純正部品番号とベアリング規格は全く関連のない数字になっていることが少なくないです。

あと内部スキマCMとかC3とかの話も全然知りませんでしたね。普通、単車に使うのはC3だそうで。
知っていたらもちろんそっちを選んだのですが…まあ今回はそのままCMを使います。
(´Д`;)



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【オイルシールの選択】
ベアリングと同じく、オイルシールも汎用品が使えます。
ただ、純正オイルシールの寸法とリップの形状から推定して、汎用品の中から似たようなブツを絞り込む事は出来るのですが、純正品との価格差はベアリングほどには大きくなかったです
…となると汎用品を使うメリットはあまり無いです。ゆえにオイルシールに関しては全て純正品を手配しました。