こんにちは。ろーぐすの北條です。
今日は雑誌やYouTubeなどのメディアで話題になっているデニムをご紹介します。
SUGAR CANE Super “Denim” Collectibles
一見すると1937年モデルのように見えるのですが、フラッシャー(商品タグ)の一番下に「Copyright 1942」と書かれている、とても珍しい1942年の初期のモデルです。1942年の4月から8月という短い期間にしか作られず、後ろのベルトを締めるためのストラップや、股の部分のリベットがまだ付いています。
1937年モデルでは、隠れたリベットの部分に普通の銅製のリベットの頭を潰して使っていましたが、このモデルでは鉄でできた専用のリベットを使っています。それに伴い、フラッシャーの「CONCEALED COPPER RIVETS(隠された銅製リベット)」という表記が、「CONCEALED POCKET RIVETS(隠されたポケットリベット)」という表記に変わりました。1937年モデルとは明らかに違う、厚みがあってムラのあるデニム生地を使ったり、このモデルにしかない黒いメッキをした鉄製のバックルを特別に作ったりしています。ボタンの裏側には、銅色のメッキがされた金具が付いています。
SUGAR CANE Super “Denim” Collectibles、通称「SCSC」は、シュガーケーンの福富雄一さんが中心になって、デニムの専門家が集まって始めた新しいブランドです。今回の第二弾では、世界でも有名なヴィンテージデニムのコレクターである脇谷重輝さんを迎え、もう手に入らないほど価値のある、状態の良い貴重なヴィンテージジーンズをもとに、そのジーンズが持っている特別な「個性」をそっくりそのまま再現します。
最初のコレクションと同じように、今回のコレクションでも、ヴィンテージ市場で一番注目されている「大戦モデル」のとても貴重なヴィンテージジーンズを3つ公開します。一度も洗っていない新品の状態のものや、ほとんど色落ちしていない、とても珍しい良い状態のヴィンテージをもとに、糊が付いたまま酸化したインディゴの色、縦糸と横糸に使われている綿の性質や糸の形などを詳しく調べて、まるで本物のヴィンテージと見間違えるような仕上がりにしています。
ボタンなどの部品は、新品の状態で長い時間が経ったような風合いを目指して作られています。安全のためにこれまで使ってこなかった2本針の鉄製バックルも、今回の企画では特別に使っています。縫い方についても、糸の太さや縫い目の細かさはもちろん、大戦中に見られた、まっすぐではない歪んだステッチワークまで、今の技術で再現しています。





