　令和６年４月７日。奈良県高市郡高取町にある壺阪寺に行ってきました。

正しくは「南法華寺（みなみほっけじ）」で、一般には壺阪寺（つぼさかでら）の通称で知られる寺院です。西国三十三所第6番札所。本尊は十一面千手観世音菩薩。

　3か月前のことなので記憶もあいまいです。

　桜が見事だということで、行ってきました。

　最近、両親が若干のアルツハイマーと診断されて、少し落ち込んでいたので、久しぶりの親孝行を兼ねて連れて行きました。

　朝、9時に両親を迎えに行き、出発。

順調に高速を走り、R169の「近鉄飛鳥」駅前を通過したのが10時30分ごろ。ここから渋滞地獄です。動きません。やっと「清水谷交差点」が12時ごろ。ここからは県道119号に入るので、大丈夫だろうと思っていましたが、甘かった。

　ひたすら渋滞。途中の「ローソン」で、トイレ休憩をとってて良かった。

　13時３０分ごろ、駐車場の手前約500ｍ地点で、再びトイレに行きたいと親父がいうので、家内が親父を連れて徒歩で先行。

　14時ごろ、第一駐車場まで来たので家内に連絡。母親を迎えに来てもらって、先に食事と参拝するように指示。

　15時３０分ごろ、やっと第二駐車場に入庫。

　中に「つぼさか茶屋」というところがあるので、食事は済ませていると思いきや、既に売り切れなのか「休業中」の看板。

　既に参拝を済ませている両親は、

「桜がきれいやった。さあ帰ろか」

　ちょっと待ってよ！って思いながら、家内に両親と

待っているように指示。

私だけ一人で弾丸参拝。

　この位置からの写真はよくありますね。

　　三重塔

　この三重塔は、重要文化財だそうです。

　「お里澤一身投げの谷」

　ここは、人形浄瑠璃「壺坂霊験記」の舞台として有名だそうです。お里・沢一の夫婦がここから身投げしたとされている谷です。盲目の「沢一（文献では「沢市」になっている場合もある）」とその妻「お里」の悲恋物語で、紹介すると長くなるので、興味ある人は、自分で調べてください。

　そんな話もあってのことでしょうが、ここの本尊の「十一面千手観世音菩薩」様は眼病封じの観音様として親しまれています。

「八角円堂」

　この「八角円堂」が「壷阪寺」の本堂にあたるそうです。

「本堂」内

　本堂内では毎年、3月初旬から4月中旬まで、「大雛曼荼羅」という行事が行われていて、御本尊の「十一面千手観世音菩薩」様を中心に多くの雛人形が飾られています。壮観です。

こんな写真も「映え」だそうで、真似してみました。

　以上、バタバタ30分で参拝です。もっとゆっくり廻りたかった。

　両親も喜んでくれたようなので、本日は、良しとしましょう。

　１７時前に下山。まだ登りの車は大渋滞。

　この時期は、「夜桜ライトアップ夜間拝観」も行われてるそうです。

「壷阪寺」観桜