こんばんはFRONTOPです。
時間が空いたら必ずロッドワークに行く近所の池に行くのですが、今回は少し違った。
いつものようにロッドワークしていた時の事。
数人のバサーの中に釣りには明らかに似合わない白のカッターシャツ。
釣り人の多い池だし、気にも留めない程度に1人で黙々とロッドワーク。
釣果が目的じゃない僕にとっては日課みたいなものでバスの反応は二の次三の次なのですが、カッターシャツの人が気になる気になる。仕事柄というのもあるが、何か変な行動をしているように見えた。
池の半分過ぎたくらいで誰もいないしここで練習しようと遊んでいると、
ポチャン…白のカッターシャツの人がこちらから5メートルくらいのところにルアーを着水。アクション。
？？？アクションうまくね？？と一瞬思ったが怒りの感情の方が優っていた。
チラッと見ると明らかに知らん顔をされた感じにさらに感情が怒りに変わる。
僕をアングラーとしてリスペクトマナーしているのであるのならば、このようなことはしないだろう。しかし、誰にだってミスはある。
だいたいの人はここでは声をかけない。
ロッドワークの練習の続きとルアーの動きの確認。
ポチャン…
再び近くに白いカッターシャツの人のルアーが着水。
？？？アクションうまくね？と再び感じだが、
ここで彼の方を見ると明らかに目線を逸らしている。わざとやっていると感じ、
今のワザと？と思わず声をかけてしまった。
横に首を振る白いカッターシャツの彼は高校生。
リスペクトマナーしてるんやったらその行為は良くないので、同じアングラーだったら謝ろうぜ！のようなことを声かけたような気がする。
だいたいいつもこうやって声をかけてお互い気持ちいいように釣りをするスタイルでリスペクトアングラーを提唱したいとおもっている。
なのでそのあと立ち去ることもせず、ロッドワークに集中。
そこに高校生が寄ってきた。
さっきはすみませんでしたと声をかけてくれたのだ。僕の言葉が伝わったのと、若すぎるアングラーに強い口調で言ってしまって反省。
そこからFRONTOPと高校生は偶然か必然か、シンクロし始める。
実はこの高校生、研究をしているようで、内容は
「アングラーと釣り人の違い」について研究をしているらしいのだ。
FRONTOPはとてつもなく興味が沸いて高校生に歩み寄る。
いつもいつもFRONTOPは言っている。
僕のバスフィッシングとは
アングラーとは
伝えたいことがあるから小牧釣具店のプラドコルアーのモニターをやっている。そして信念とプライドがある。
YouTubeで教わることではなく、個人の価値観、生き方にかかるから売ってないのだ。答えもない。けどこうあってほしいというか理想像はあるのだ。
そう青年は、ワザとFRONTOPに投げていたのだ。(キャスト、ルアーのアクションはうまかったからね笑)
青年の手玉に上手くハマってしまったFRONTOPは恥ずかしさと、ワザとやっているように見えた自分の洞察力は間違いじゃなかった。という２つの感情で怒りはもう無かったことに。笑
そしてFRONTOPと青年は少年になり、
自分の理想のアングラーとバスフィッシングを語り合い、お互いの素性を明かしたところで、
青年はアングラーの大嫌いな番組、池の○を全部
抜くという番組で笠松の某池でトラブルが起きた際の、当事者であった事を知る。
#トラブルとは
水を抜いて在来種を助け、外来種は駆除だ！というようにうたっていたが、実際はかなり在来生物の処理すらも適当で酸欠状態のドロドロの池に死にかけている魚すら放置、何のための番組かというのをネット上で論争し、最後はテレビ朝○の社長が謝罪し、事態は収束した。
そして、彼はあの番組のやっている行動が何を守っているか分からない。目と映像で撮っておきたかった。だからあえて、こちらからお願いしたフリをした。と語った。
そう、今日のFRONTOPだけではなく、彼はメディアの大人を手玉にとったのだ笑。(一瞬、工藤新一に見えました)
テレビ朝日のトップ。社長の謝罪で池の○を全部抜く番組の事態は一気に鎮火しましたが(水なので流れたというべき？)、彼の頭の中にはまだ、プランがあって終わっていないという事も教えてくれた。
未来ある青年です。彼の夢を応援しないハズがない。今後の彼の行動に期待して、またどこかで会いたいものです。
(在来種を守る、救おうとアクションした、行動に出たのは権力ある大人でもなく、高校生のアングラーだったという事。外来種を釣ることを楽しむアングラーだった。これだけは変わらない現実ですよ。)
ただ彼は、アングラーと釣り人は違うと言う。
FRONTOPはアングラーとして認めていただいただろうか？それは彼の作った論文に描かれるであろうとおもいます。
あなたにとって、
アングラーとはなんだ？
バスフィッシングってなんだ？
メディアや、YouTube見てるだけでは教えてくれない。
でも、俺たちは仲間だ。
喧嘩相手じゃねぇ。
ポイント争いやってるわけではない。
高校生が言っている
青年1人
優しく注意できない
ルールを教えられない大人は
アングラーとは呼ばない
FRONTOPにとって、この青年と出会えたことで、若いアングラーは捨てたものではないと、本当に思いました。
青年、見てるかな？
本当ありがとう。今度は現場を案内させてください^ ^
俺のバスフィッシングを教えます。