ROGO銀河鉄道の夜20131128 | ROGO「銀河鉄道の夜 2012~2020」公式Blog

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昨日の続きですね。


随分とピトロクリの谷の話になってしまって、なんのブログなんだかという話ですが。


致し方ない。ここは何とか書いておこうと思います。



さて。



昨年の芝居を書き終え、公演も終了しました。


実はその頃、すでに今年2013年10月位に次の公演を予定してました。劇場内見も済ませて、申し込みもしました。


そんな事をしてる時に、ふと思ったんです。


「個人から始まる事は、はたして作品になるのだろうか?」って。


う~ん、この事は今までも結論に至ってないのですけど、考えがフラフラとぶれます。


つい先日もそんな事があって(笑)まあ、いいやこの話は。


あの頃は大分、ボヤボヤそんな事考えていましたね。


多分、10月の「ピトロクリの谷-消失-」(以下、消失)で、色々書けたなぁと思ったんでしょうね。


自分は、この先演劇に何か恩返しができないかなぁと、大げさなんですけど、思い・・・始めた(?)


そうだなぁ、「始めた」というのがあってると思います。


それまでね、自分の為にやってたんですよ。うん、これは間違いない。


「売れたい」

「テレビに出たい」

「映画に出たい」

「舞台に出たい」

「書きたい」

「演出したい」


などなど。うん。そうですね。


そして、今でもそれはあります。もうはっきり。これも間違いない。


「何者かになりたい」


ってことなんですよ。ようは。


あと、自分の父親のこと。


これは大きいなぁ。随分と探してましたからね。行方不明とかじゃないです(笑)


つまりそれは「自分探し」みたいなもんなんですけどね。



そんな時に「銀河鉄道の夜」を思いついて・・・(笑)


初演の時に、子供がですね、お父さんと来てて、上演中に立ち上がって。


立ち上がりますけど、決して騒いでる訳じゃなくて。ちょっと見づらかったんでしょうね。


背伸びして、見てるわけです。


確か・・・鳥捕りが、鷺か雁を包んだ布を外した時じゃなかったかな。


後ろから見てて嬉しくて。いや、嬉しかったなぁ、なんか。


これがですね、後でに読む本の「兄のトランク」(宮沢清六著作)で、


「あ、そう!こういう原点の宮沢賢治をオレは好きなんだなぁ」って思うわけです。


この頃はまだ思ってませんね。花巻に行って。林風舎で「兄のトランク」を買いましたから。



話が戻りまして。


ピトロクリの谷は書きますし、上演します。あらすじは出来てます。出てほしい女優さんも決めてます。


自己探求なんて、ずっと続くわけですから。そこから始まらないものなんて無いと思うし。



ただ、ちょうど昨年の今頃はこんな事を考えていて、銀河鉄道の夜、再演に向かい始めて、


その後花巻行って、大塚竜治の映画に出会えたりして(この辺りも後で書きます)、そう、今思っているという事ですね。


さてこれぐらいで、良いかな。


やっと銀河鉄道の夜の話になってきた(笑)


明日は、そのボヤボヤしてた去年の今頃の話です。


初演のメンバーに再演の話を伝えます。


では、今日はこれ位で。


おやすみなさい。