更紗・染の工程 | 呂藝のブログ

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こんにちは、呂芸です。

今回は更紗の染め作業の工程がわかる作品が入荷いたしましたので、どのように更紗が染め上がるのか、その工程をご紹介したいと思います。

 

まずは輪郭線を型染します。

 

 

 

色が入りましたね。まだ一色なのでよくわかりませんね。

 

 

 

紺が入ってくると一気に引き締まります。

 

 

 

 

 

 

 

 

段々と色が入り、複雑な文様がどんどんハッキリしてくる様子、お分かりになりますでしょうか?

更紗は一枚の布に何枚もの型紙を用い文様を描きます。その工程は浮世絵に似ているかもしれません。

インド更紗は木を彫ってスタンプのような型を作り、布に擦り付けて模様を描く「木版捺染」という技法が知られておりますが、型染による多色刷りは日本の更紗ならでは、といったところでしょう。 

 

今回ご紹介したものは店頭にてご案内しております。

ご興味のある方はお時間のある時においでいただきご覧くださいます様お願い致します。

またご遠方の方はメール・お電話にてお問い合わせください。

皆様のお問い合わせ、心よりお待ち申し上げております。

 

 

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