こんにちは、呂芸です。
今回は趣向を変え、浮世絵のご紹介をしたいと思います。
こちらは復刻版の絵双六「東海道遊歴雙六」です。
原本は江戸時代に歌川広重により制作されたものとなります。
スタートは日本橋、上りのゴールは京都となっております。
東海道といえばお伊勢参りです。お伊勢参りは実は食べ歩きの旅でもありました。
各地の名物や名産品を食べ道中を楽しむ、この絵双六にもそういった旅の楽しみを感じさせます。
こちらは一転、明治時代の錦絵となります。いわゆる開化絵というジャンルとあり、鉄道などが描かれているのが特徴です。
新橋~横浜間を日本初の鉄道が敷かれ蒸気機関車が往来しました。
服装も着物だけでなく洋服・ドレスを着こなす婦人像が度々描かれております。
これら錦絵は当時の服装をする上での資料という役割も果たしてくれます。
こちらは一石橋、現在の外堀通りに架かる橋です。
馬車に人力車、そして大勢の人とに日本橋周辺の賑わいが描かれています。
こちらは両国です。両国といえば大相撲ですね。
明治時代以降には神社・仏閣で行われていた勧進相撲が大相撲に一本化され1909年には初の常設相撲場・両国国技館が完成します。
ただ画像の浮世絵は国技館ではなく回向院かと思われます。客席には屋根がなく、二階席などのあったようです。
この様に錦絵は当時の建造物を知る上でも資料となり得ます。
着物や古布だけでなくこういった風俗的な物もご紹介できればと考えております。
もちろん従来通り、時代のある古布・着物も取り揃えております。
ご機会がございましたら是非遊びにおいでくださいませ。
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ご不便をおかけし申し訳ございませんがよろしくお願いいたします。