端午の節句 | 呂藝のブログ

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内幟
佐々木先生の鯉の作品

皆様、いかがお過ごしでしょうか?

世の中の状況があまり良くならない中、細工教室も思うように開催できていません。

コロナを吹きとばすような清々しい青空と、端午の節句の季節となりました。
それに因んだ鯉と菖蒲の古布の紹介です。

流水鯉

江戸ちりめん




藍染  大正時代




男物の襦袢   大正時代

鯉の文様
鯉は龍門という急流を登り、やがて龍になり出世魚として尊重され、立身出世のシンボルとなり、端午の節句に鯉のぼりを立てるようになったようです。
文様の本より抜粋です。


菖蒲文様

江戸ちりめん




明治時代  裾模様




江戸時代   刺繍布


以下3点は藍染木綿です。












菖蒲文様
菖蒲は音が勝武、尚武(武を尊ぶ)に通じるので、武人に好まれたようです。
室町時代には武具に使う革に染められ、江戸期に入ると木綿と藍染の発展と相まって、武士の間で人気となり、
小紋染めによる裃、袴、袋物など多くに見られます。

ワクチン接種が済みましたら、これらの布達を見にいらして下さい。
首を長〜くしてお待ちしております。






呂芸
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