さる6月18日火曜日に呂芸店内スペースにて染織史家・吉岡幸雄先生の染織勉強会をして頂けることとなりました。
会費はお一人様1万円、18時の開始を予定しております。
今回の講義テーマは「染織の技法について 型染や﨟纈染など」になります。
吉岡幸雄先生は京都に代々続く染司よしおかの五代目当主で、古代の染織技術の復元に大きく貢献され、今なお多岐に渡りご活躍されております。また美術工芸図書出版「紫紅社」を設立、ご自身も代表をされ精力的にご執筆活動もされております。
2010年には日本古来の染色法による古代色の復元、東大寺等の伝統行事、国文学、国宝修復などの功績が認められるところとなり、第58回菊池寛賞受賞(日本文学振興会主催)されました。
貴重な古布・布帛など触って感触を確かめながら勉強できる、滅多にない機会です。また、もしわからない古布や古裂をお持ちでしたら是非お持ちくださいませ。
皆様奮ってご参加くださいます様お願い致します。
吉岡幸雄先生の主な著書
「日本の色辞典」「源氏物語の色辞典」(紫紅社)
「王朝のかさね色辞典」(紫紅社)
「千年の色 古き日本の美しさ」(PHP研究所)
「日本人の愛した色」(新潮社)
「日本の色を染める」(岩波新書)など