苛立つ太陽は、思わず病院の由里に連絡を入れてマリナを大切にしない姿勢を責めて、「それでも母親なんですか！」と言ってしまいました。由里がその言葉にショックを受けるものの、仕事中で説明をする余裕もなくて、「…すみません。」と電話を切ってしまいます。「こんなの絶対間違ってます！」太陽が、保育園を飛び出して、由里の勤める病院へ走って行ってしまいます――。 今日が節分の豆まきの日です。日本ドラマの鬼に扮した太陽（櫻井翔）が子どもたちに力いっぱい豆をぶつけられたり、追いかけっこをしたりと、へとへとになっていました。のそれを叱る美奈子（吹石一恵）の様子を見ていた園児は「ケッコンしてるの？」とひやかし、大騒ぎになってしまいました。 その日の夜、保育園近くのパーラーで一人息抜きをしていた太陽が、美奈子と、地方から上京してきたその母・多佳子（朝加真由美）との会話を偶然耳にしました。見合いの話はいくつか来ているといって、美奈子に早く結婚するよう説得に来たのです。保育士の仕事が、子どもを産んで一人前になってからでも遅くはないといわれた美奈子が、思わず考え込みます。太陽が、いつも強気な美奈子の意外な悩みを知って驚きました。 翌日保育園では、水曜どうでしょう DVD毎年恒例です、海外の恵まれない子どもたちへの寄付を行う準備の真っ最中でした。ひまわり保育園では、園児らの父母に古着や使われなくなったおもちゃなどを寄付してもらって、これをまとめて送る活動に参加しているのです。園内の会議室に大量 に積み上げられた寄付の品々です。美奈子と共にこの整理、梱包を命じられた太陽が、園児が帰宅する夕方から作業に取り掛かます。そんな中、一人の園児を巻き込む騒ぎが起きました。