「あれ?仕事は?」
「ん、ちょっと時間あるからぴこがやってるのを見ようと思って」
少し前に姉がモーニングケアをしたところ、大量に便がでていて大変だったとは聞いていた
その時も
「あんなときは、どーすればいいのよ!」
激怒していた
そして、便の匂いも姉は駄目でマスクをして、口呼吸でがんばったみたい
確かに姉の反応は普通
介護の仕事をしていた私は、大量であろうと少量であろうと対応する方法は同じなので匂いも慣れていて特にしんどいとかは思わない
即効消臭スプレーはするけど
そして、今日も調子がよく便が少し
姉が
「ビニール袋いる?お湯で流す?」
「ビニールは(部屋の)ゴミ箱使うからいいよ~」
「お湯!お湯いるね!」
バタバタと洗面所に行き、蛇口からお湯になるのを待っている
「あー、姉さん台所のポットのお湯を3分の1入れて、後水入れて、しゃかしゃかして持ってきて~」
「なるほど!!」
「しゃかしゃかするときは、出口の部分押さえてよ~」
「わかった!!」
陰洗ボトルをしゃかしゃかふりながら姉が部屋に戻ってきた
「これ、早いね~」
今まで多分、洗面所で湯が出るのを待っていたのだろうなぁ
そりゃ、その間に部屋に匂いが充満するよ~
おむつを再びあけるのを見て、姉が
「なんで閉じてたの?広がるやん?」
「部屋に匂いが充満するから、閉じたら匂いしないでしょ。広がったら拭けばいいんだよ」
「おぉ~」
パットに出ているのを確認して、汚れていないパット部分でざっとお尻を拭いて
パットをとり、おむつだけにして、お湯で流す
さらに祖母を横に向けて、さらにお湯で洗いながして、拭いて、きれいなパットをあてて
上を向かせる
リハパンをはかせて終わり
ものの、数分
姉はひたすら感心していた。
一言
「職人技やわ。私にはできない。トイレでするほうがいい」
そう、言って仕事に出かけていった
トイレでしたほうが、べったりうんさまがお尻についてこの前助けて~って
駆け上がってきたのを忘れたのか?
と思ったが姉は姉なりに介護をがんばっているのだから、言わなかった
私も姉に助けらえている部分はたくさんあるからね。