私が初めてハイドンを聴いたのは、中学生
近所の図書館でヨッフム指揮ロンドンフィルのザロモンセットを借りて
当時は、カセットテープにダビングするから、無制限に録音も出来ず
ありがちな表題曲 驚愕、時計、ロンドンなんかを録音して聴いていた。
久しくハイドンなんか忘れていたけど
何を思い立ったか、カラヤンの演奏でザロモンセットを買っていたことを想い出し
今度は93番から聴きだした。
これが驚き、なんてすばらしい曲 93、94番と心にしみる曲だ ハイドンはやっぱりすごい
それにカラヤンの演奏は美しすぎる
カラヤンは、全集ものを製作すると、有名じゃない曲は手抜き演奏と良く言われるが
ハイドンはちょっと違う気がする。
大編成なので古典楽器にあるギクシャクした響きはなく、物凄く広がりのある演奏
それと控えめな管楽器に加え、全体的に控えめな演奏で美しさが際立つ
とてもリラックスした感じで演奏している雰囲気が、ハイドンの格調の高さを際立たせている
感じがして、聴いていて飽きない。
夏の暑さも穏やかになり始め、過ごしやすくなった。秋虫の声が心地良い中
今日は、台風の影響で荒れているけど、
秋にハイドンはとてもマッチするね。