江戸東京博物館の常設展示エリアでは、期間限定ながら和宮のゆかりの品の展示があった。
中央の大きな日本橋モデルの下に江戸の見世物小屋や明治期の洋館が再現されている面白い空間だ。
周りを囲むように、江戸から東京の歴史が展示されているが
和宮はその1部だ。
流石、皇女だけあってゆかりの品も素晴らしいものだが
目に着いたのは、婚礼で徳川から送られた品々だ。
梨子地の漆の品はさすがとしか言えないが、気になるのは家紋も位置
言わずと知れた徳川家は三つ葉葵、そして天皇家は菊花紋
本来天皇家の方が格が上なので、上につけられると思うが、なんと葵の紋が上
写真にはないが手鏡の裏面も、微妙に位置が違う。
思うにこれは徳川方の抵抗だと思う
嫁に来たのだから、身分は変わったというこのなのだろう。
そして、私の懐かしい空間
昭和30年代建築の団地の間取りだ。
私は40年代の都営アパートに住んでいたので、その雰囲気が理解できる。
でもここの展示は、私が済む家より古い。
色々と違いがあるが、我が家はベランダのサッシがアルミ製だった。
その前は鋼製、そしてここは木枠 古い
それとトイレだね。
我が家は様式だったけど、初期は和式だったんだね。
あとは入口の扉
鋼製の重たいやつね。
それとドアスコープ
我が家は顕微鏡のレンズみたいな小さいやすだったけど
大きなガラス製、蓋はあったけど外から完全に見えてしまう系
だったのが懐かしい。
私の周りは全て団地だった。
一軒家にあこがれた時代だ