昨日丁度休暇が重なったので、家族で両国まで行ってきた。

江戸東京博物館で開催されている「古代エジプト展」を見に行くためだ。

昨年から楽しみしていたが、

開催期間が中盤に来て、いまだTVで宣伝しているところから予想するに

あまり人気がない(空いている)のではと重い腰を上げた。

 

これだけ貴重な遺物が、まじかで見られることに合わせ、すべて写真もOKと言う

なかなか無い展覧会になっている。

祭日だけど、朝一番でも数十人程度

基本、博物館は入口の説明からゆっくり読む人が多いので入口渋滞する。

しかし私は、あらかじめ博物館の主旨等は予習しているのでその辺はパスできる。

それに、遺物の細かい説明も、家に戻って図録で確認する。

今回は写真がOKなので、家に戻って思い出しやすいので現物を目に焼き付けることに専念できるもがうれしい。

 

エジプトと言えば思い浮かべるのは、ピラミッドとツタンカーメンか・・・

今回の展示ではどちらも無いから、

一般的なイメージからすると少々地味で目玉に欠けるので、

興味があるならともかく、見てみようか・・・的人を集めるのはちょっと厳しいと思った。

 

入口をクリアすれば

後はまるで1人で見学している感じ、私の特に好きな部分をじっくり見ることができた。

134の展示物があるので、特に印象深かったものを載せてみた。

 

ハトシェプスト女王のスフィンクス像

色が残っていて見ごたえがある

デモティックの銘文のあるパレメチュシグのミイラ・マスク

展覧会のパンフレットの中心を飾る、今回の目玉だ。

やはり黄金は見ごたえがあるが、その模様も美しい。

太陽の船に乗るスカラベを描いたパネヘシのペクトラル

ブルーが美しい再生の象徴スカラベ

 

祠堂形のペクトラル

裏面も確認できるような展示方法が素晴らしい

 

 

タイレトカプという名の女性の人型棺の下部

特徴的な目が印象的

3匹の魚とロータスを描いた浅鉢

実際は水色をしているが、展示ライトの影響もあり黄緑色になってしまった。

これはこれで美しいが、やはり実物の青色は見事だ。