この4連休 コロナ禍の中、そして長く続く梅雨の中、京都奈良に行ってきた。

強い日差しは無かったものの、梅雨の蒸した環境の中でマスクをつけた参拝は、新しい形として受け入れなくてはいけないが

やはり辛いものだ。しかし、京都京北の澄み切った空気は、マスクを必要とせず気持ちの良い体験だった。

 

常照皇寺は、京都市内からは少し離れていてなかなか参拝できるエリアではない。

瀬戸内寂聴さんの「古寺巡礼」では、神護寺の次に紹介される古刹だ。

高雄からもっと北に向かう京北の地は、川端康成の「古都」で有名になった北山杉の里だ。

車窓から眺める見事の杉の木は、ここが本当に京都なのか?と心配になるほどだ。

旅行中の天気は安定せず、当初予定は梅雨明けが望めたものの

それはまだ先になってしまったが、気にならない程度の雨なら

逆に緑が滴り、とても風情がある。

幸い傘がいらない状況で、旅行のスタートには最高の状況だった。山門を潜り

結構な階段を上がるかと不安になるが、さほどでもない

 

梅雨空がより暗く感じるが、強い日照りよりも体には優しい。

 

携帯に入ると上手に斜面を使った庭園がとても見事だ。

苔むした階段の上にには勅使門がある。

門から右手に少し登る。

雨の日は、石が滑ってとても危ない

ましてや傾いた階段は、行きはヨイヨイだが、帰りが危険だ。

 

秋はさぞ紅葉が綺麗だろうが、青もみじも私は好きだ。

新緑のもみじ、桜そして苔が見事な色だ。

今回、携帯をS20に変えたので、携帯での写真撮影になったが

CANNONパワーショットよりもはるかに綺麗に撮れる。

 

脇侍が腰を上げている三千院スタイル

こんな暗所でも綺麗に撮れる、スマホカメラならでは・・・

庭の桜の古木幹と幹の間が丁度ハート型に伸びていて

とても面白い