今回の「出雲と大和」の展示は、殆ど現地で見ているものなので1回見て、また戻って見ることまではせずに終わった。

いつもの様に図録を購入し・・・この図録も家でゆっくり見るために、全ての展覧会で購入しているが、大きな本なので管理も大変だ

1990年代から色々と見学し、年間2~3回となれば、相当な量が溜まってしまっている。

最近必ずコラボするフィギュア系は、今回の開催ではなかった。(次回の百済観音はすでに予約済みだ)

なので、お土産品をさらっとみていると、娘が笑顔で、これを手にしていた。

今回の展示品でもある、石上神宮の七支刀のネクタイピンだ。

私は、基本ネクタイにはネクタイピンを使わないので、思えば奈良の石上神宮を参拝したとき、このネクタイピンが気になっていたが

購入はしなかったが、今回、娘が買ってくれたので、喜んでつかうことにした。

桐箱に入っているものの、値段は手頃だった。

平成館の展示は規模が大きいので、それを見ただけで結構満足だが、今回はちょっと物足りない感じがしたので

続けて本館に入った。

ここは、常設展示だが、定期的に展示物も変更されるので、マンネリ感がなくていい。

そして全てではないが、展示物の撮影もOKなのがうれしい。

横山大観や

狩野芳崖の作品が見られるのはうれしいことだ。

今回特に良かったのがこの執金剛神立像だ

明治期の新しいものだが、彫刻としての完成度は素晴らしく高い。

面白いのは邪気が踏まれず、後ろに掴まっている姿は斬新で、ユニークだ。

そして、なにげに展示されていた仏像に

私の大好きな、室生寺の十一面が置かれていたので驚いた。

緑色の独特な後背がなかったが、その顔立ち間違えるものではない。

 

特別展の物足りなさが、本館で大満足・・・・お腹いっぱいになった。