以前の出雲散策で、黄泉比良坂の後 安来に向かう途中 足立美術館があることを知ったが
正直、名前だねえ・・・私の実家の土地の名前だし、微妙な位置関係から、気にもせずスルーしてしまった。
家に戻って、色々調べてみると庭が大変綺麗で、ミシュランでも三ツ星をもらっている大変有名な美術館であることが判り
拝観せずスルーしてしまったことをものすごく後悔した。
今回の出雲散策では、出雲大社の後、水木しげる記念館⇒青山剛昌ふるさと館
そんな予定だったが、かみさんの強い希望で足立美術館を拝観することになった。
シーズンによっては大変混雑する美術館、駐車場の広さからピーク時の凄さを想像するが
年末タイミングはやはり閑散期、車も駐車場のはじっこに固まっている程度で空いていた。
庭園が素晴らしいと言われているが、私の目的は横山大観・・・・いや菱田春草だ。
この日は小雨も混じる天気だったが
風景は、色々な状況で楽しみ方がある。晴天の青い空もいいが
霞んだ感じも美しい。この美術館の庭は常緑樹が多いので、冬場に枯れ木ばかりで寂しい感じはないのがうれしい。
各所で色々な庭の雰囲気を味わうことができる。
ほとんどの場所はガラス越しに撮影するのでこのように、カメラの位置を誤ると
室内の電灯が写りこんでしまうので注意が必要だ。
横山大観や竹内栖鳳らの素晴らしい作品を堪能できたが、期待してた菱田春草の作品を見つけることが
できず残念だった。早世の画家菱田春草は、大観が自分より優れていると褒めた画家だが、
ここの猫梅をみたかった・・・・
この美術館なにが驚くかは、その入場料が高額なことだ。2300円とは凄い・・・
これだけの庭を手入れしている人件費など、費用が嵩むのだろう
でも、十分満足な金額だと思う。
予定では2時間の予定を想定していたが、ゆっくり見て回っても1時間程度ってところか
昼食にちょっと早いが
喫茶室 大観で頂くことに