私が小学生の頃、普通の小学生が買える図鑑レベルでは、深海魚はあまり載っていなかった。

 

TV番組で、相模湾にリュウグウノツカイが打ち上げられると、大地震になる・・・なんて話をしていたので

とても興味をもったが今の様にNETで色々と検索できる環境もなかったので、図書館行くも

調べても名前程度の記載はあるものの写真や詳細説明はほとんどない本ばかりだった。

 

10年位前、青森で単身赴任していた時、これまたTV番組で

むつ湾でリュウグウノツカイが捕まり、浅虫水族館で展示されるとの告知があったので

居てもたってもいられず行くことにした。

最近でも、リュウグウノツカイガやたらと捕獲される様だが

10年前も、同じように各所で沢山捕獲されていた。

この名前を聞いて、とても懐かしく思い、古い写真を引っ張り出した訳だ。

太刀魚の様な形の長い魚だ。

ヒレ部などの赤色がとても綺麗だったが、あまり感じの良い魚とは言えない。

こんな魚が、海で泳いでいる時に横で泳いでいたら、多分パニックになるだろう・・・

 

体はとても薄い

写真では分かりづらいが、口は畳まれていて、これが大きく下の方に開く形状の様だ。

尾の先は尖っている。

太刀魚と比較すると、大変美味しい魚では・・・と思われるが

TVでは、味はまずい様だ・・・と説明していた。