次は第9番 求聞寺だ。

岩木山に向かう道、隣にある一宮 岩木山神社が目印になる。

この寺は津軽三十三観音の第3番霊場にもなっているので、今回2回目の参拝になる。

津軽三十三観音つながりで言えば、久渡寺も同じだ。

 

看板が出ているが、細い道を入っていくので、ちょっと不安になる。

さすがに高度があるので、路面には雪が積もっている。

先ほどの橋雲寺と同じ、坂道を通るルートになるがここはいい感じで圧雪路面になっていたので

少々急な坂でも難なく上がることにできた。

 

小高い山の上なので、ちょっと階段を登るが

足を滑らすほどの積雪ではなかった。

途中に、石仏や縁起の良い夫婦杉などがあり、拝みながら参道を進むと

開けた境内にでる。

ここは、津軽の中で、比較的立派系の寺に入る。

なので、縁起物やお守りなど購入できるが、ほとんどの寺はシンプルそのもので

四国八十八箇所などと比べると寂しさは拭えない。

本堂の前には

虎と牛の像が置かれていることから、ここには虚空菩薩を祀っていることが判る。

利生地蔵も、雪を背負い重そうだ。