またここに来てしまった。備中高松城跡だ。

近年の城ブーム、有名武将や寺の歴史に関係なく、風景だけで選ばれているところが多い様だが。

それは、寺につきものの天守がなくても人気のあるところはある。

しかし、ここはいつも静か・・・でもそんな雰囲気が実にいい。

前回の散策では、本丸付近に車を停めた散策したが

今回は、資料館を見ることにした。時間的に余裕があると色々と寄り道ができてうれしい。

備中高松城跡

言わずと知れた、羽柴秀吉の水攻めで有名な地だ。

学生時、高松城と聞いて四国だと思っていた。

戦国時代にあまり興味がなく、ただ試験勉強として暗記していた私

高松城が岡山にあるなんて考えもしなかった。

本能寺の変が起きた時分、秀吉は毛利と戦っていたので、その地が四国ではないことは判ってもいいはずが、興味がないと

正直場所なんてどこでも良かった。

 

その後、ラジオドラマで竹中直人一人芝居で秀吉等を演じた番組・・・名前を忘れてしまったが。

毛利との戦いから数日で京都まで、どうしてそんなに早く戻ってこれたのか・・・・

現代と歴史が融合して、秀吉は新幹線で戻ったと言う、面白い内容だった。

その中で、毛利との戦を早く終わらせるため、清水宗治を切腹させ、事態を終息させたと言う内容から始まる話だった。

ここで、高松城=備中岡山だと言うことを改めて知った。

 

水攻めは私の中で、ものすごく興味を引くものだった。

その地が低地であること、土地の記憶今でも続いている。

備中高松城跡を再訪できたことはとてもうれしい。

 

資料館で、色々と学んだあと

清水宗治城主の自刃の地を訪れた。

ここは、日蓮宗星友寺の敷地の一部になっていた。

残念なことに御首題を頂くことができなかったが、

ごうやぶ遺跡などもみながら、歴史に想いを馳せた。

ここからは、先に参拝した妙教寺の大きな鳥居が良くみえる。