本覚寺参拝後、すこし北上して妙隆寺に向かった。
この日に参拝する範囲で日蓮宗系寺院は、ここまでと決めていたので、今回の散策ではここが北限となった。
鎌倉七福神の寿老人を祀っているのですでに参拝済みだが、御首題は初めて・・・・しかし住職不在で、次に持ち越しになった。
歩いてきた道を戻り、県道311号まで来た。
次は、上行寺だ。
ここは癌封じで有名な瘡守稲荷がある有名な寺だ。
私も、甲状腺癌発症後一度お参りに行ったが、2度目の再発をしてしまった。
まだまだお願いが足りなかったのか・・・・今回こうやって参拝する機会ができたのも偶然ではないかも知れない。
大通りに面しているので、車で走っても大きな「癌封じ」の文字から
参拝しなくても記憶には残る寺だ。
さっそく山門を潜ると、小さな本殿があるが
ここでちょっと振り返る。
山門の裏側には、左甚五郎作と言われる龍がいる。
日光東照宮の眠り猫で有名な甚五郎だが、日本全国に甚五郎作の作品が残っている。
江戸の初期の甚五郎、
この時期に、日本全国を回れるとは到底考えられないので、各所に残される作品は、甚五郎一派の作ということ
も十分に考えられる。
では、ここの作品はどうか??
甚五郎本人の作かどうかわからないが、彫刻としては見事なものだ。
本堂にも、動きのある龍が彫られている。
七福神も印象的だ。
やはり笑顔はいい、これで病気が治るオーラが発散されている様に感じる。
そして、右手には癌封じの稲荷を祀った建物がある。
今日は、祈祷を受けている人がいなかったが
多い日は、中に入れないほどの時がある。
御首題は、ご住職不在とのことで書置きを頂くことに