夏に出雲大社の相模分祀をお参りしたばかりだが

先日六本木駅で下車する予定があり、時間もあるので界隈の散策がてら御首題をもらおうと考えていた。

 

六本木から麻布に向かう道には沢山の寺院があり

六本木がその昔門前町だった名残が残っている。

また各所に広い庭園もあることから武家屋敷だったことも想像できるが、

高層ビルが乱立する中、昔の風景をイメージすることはとても難しい。

古くから住んでいる人は、その変化をみながら生活してきたから違和感もないかもしれないが

たまに散策する外様には、その変化に驚いてしまう。

 

大通りを挟み六本木ヒルズの反対側に出雲大社 東京分祀がある。

ちょっと道を入ったところなので、大通りからでは分かりづらい。

道を曲がり、神社の雰囲気・・・・鬱蒼とした木々・・・・感が全くなく、本当に神社がこっちにあるのか?

と不安になったが、紫の登りを確認し安心した。

現在の東京分祀は近代的なRC構造の上に鎮座していた。

近未来の神社は多分こんな造りになってしまうのだろう。

そもそもここは分祀だから出張所扱いだと考えたら、これはこれでありなのかもしれない。

50年後はどのようになっているのだろうか?

 

さっそく階段を登る。

さすが縁結びの神だけあって、女性の参拝者が多い気がする。

平日の参拝は、さほど参拝者もいないので、御朱印などをもらうにもあまり時間がかからなくてうれしい。