蒲田に行く用事ができたので、池上線にちょっと乗って池上本門寺を参拝してきた。
日蓮聖人が入滅した霊跡として、日蓮宗にとっては大変重要な寺だ。
我が家は、禅宗家系なので、日蓮宗に直接関わりは無いが、日蓮と言う高僧は、鎌倉仏教の重要人物の1人として
中学時代に習ったその記憶は忘れることはない。
以前、京都の要法寺を参拝した時、普通に御朱印をお願いしたら、こんなものもあります的な感じで達筆な文字書かれたその当時はみたことがない御朱印を頂いた。
初めてだったので、この意味を伺ったところ、これは御首題と言って
お題目「南無妙法蓮華経」がヒゲ文字と言われる独特な書き方で書かれたものとのことだった。
本来、御首題は日蓮宗独自のものなので、他宗派と同じ御朱印帳には記載しないらしいが、特別に書いて頂いたのだと思う。
ここで初めて御首題の存在を知ったのだが、それ以降日蓮宗のお寺をいくつも参拝していたが、御首題のことを正直忘れていた。
毎回御朱印をもらっていた。基本「妙法」と大きく二文字書かれるスタイルが正直、力強く好きだったこともある。
今回池上本門寺を参拝する前に、ネットで御朱印情報を得ていた時に、御首題の記載を見つけ、記憶が蘇り改めて御首題を頂く参拝も
いいなと感じた。
御首題を頂くにあたり
これだけの見栄えのある文字なので、B5サイズの御朱印帳を購入して始めたかったが、思いついたのが前日
我が家の周りで、B5の納経帳を売っているところもないので、大型サイズの納経帳を使っての御首題集めはホールドとなった。
当日、参道に日蓮宗関連のグッツを売っている店に御首題帳を売っているとの情報から、まずここで御朱印帳を揃えることにした。
ここで御首題集めを始める旨伝えると、久遠寺の話になった。
私が知っている日蓮宗の寺は沢山あるが、一番の聖地は身延の久遠寺であることは当然知っていたが、場所的に一度も参拝したことがなく
この雑談の中で、久遠寺のパンフレットがあるというので、頂くことにした。
この3連休土曜日は予定無しだったので・・・、これも何かの縁を感じ久遠寺の参拝をきめた。
その前に、まず本門寺の参拝だ。
参道を抜けると
お題目が書かれた巨大な石碑を越え、
本門寺の境内に入った。
そのまま、三門があり本堂があるかと思ったら、なんといきなり階段攻撃が待っていた。
階段をあがり、大きな三門を潜り
本堂に入った。
そこで、御首題始めの第1番は池上本門寺となった。