SNSの良いところは、情報の網を広げておくと有用なものがたまに引っかかることだ。

今回、着物好きのかみさんが、ジャワ更紗と言うキーワードから、その展示会を祖師ヶ谷大蔵でやるらしいと話していた。

場所が横浜だったら1人で行くかもしれないが、さすが東京それも市に近いエリアとなると、私が案内しないと不安のようだった。

 

なので、昨日

午前中は、再発した甲状腺付近のリンパ線の腫れの生体検査があるので、病院まで一緒に行って、検査後そこから向かうことにした。

電車で行くことも考えたが、折角その界隈まで行くなら、予てより行きたい神社があったので、迷わず車で行くことにした。

 

横須賀からは、横横、第三京浜を通って、環八から祖師ヶ谷大蔵へ

道は至って単純だが、環八の渋滞が気になるところ・・・・・予想通り、合流から、用賀を超えても渋滞は続き、結局

祖師ヶ谷大蔵に曲がる道まで、混んでいたが予想より早く到着した。

 

目的地は、有名人の実家の・・・・サイクルの近く。

一度通り過ぎてしまったが、ここでグーグルマップで再確認すると、少し戻る感じだった。

路面店ではなく、2階の奥だったので見逃してしまったようだ。

 

普段は喫茶店だが、たまにこの様なイベントをするようだ。

甲府に本店を持つ店の様だが、数日の予定でここで紹介している様だ。

気に入った柄もあった様だが、なにせ値段も良く、

今回は見送ることに、次回は甲府の本店を覗いてみるか・・・

そんな感じで店をでた。

 

同じフロアの韓国料理店で昼食をとり、次の目的の神社へ向かった。

向かう先は、府中近くの 大國魂神社だ。

武蔵國の総社だけあって、素晴らしい規模の神社だ。

大國魂 この神は

出雲大社の大国主と同じ神

武蔵・・・今の東京を守る大神様だ。

現在の東京の中心が23区内にあるが、その昔、創建は第12代景行天皇の時代だ。

徳川家康でも太田道灌よりも遥か前、

武蔵の地の中心は今の府中付近にあったのは想像がつく、

23区はその昔、海だったり湿地だったりしたからだ。

 

この日は、境内でイベントをやっていてとても賑やかだったが、駐車場には問題なく停めることができた。

広い参道から中雀門の前には、重厚な狛犬が守っていた。

大きい神社には、重厚な狛犬が似合う。

 

拝殿を含め、十六葉八重表菊が誇らしげた。

境内の賑やかさに比べ、参拝客は至って少ない。

拝殿横には、東照宮がひっそりと

全国の東照宮巡りも続けているが、正直ここにあるとは思ってもいなかった。

総社ともなれば、ここが徳川家にもゆかりのある神社だったことが判る。

当然と言えば当然だ。

そして、水神社

この地もかつては豊富な水が湧いていたらしいが、今は組み上げポンプ・・・そのポンプも修理中だった。

東京でも京都でもかつては水が豊かだった土地、しかし近年の宅地開発等で地底の水の流れも変わってしまったのだろう。

こうやって見えない部分から、土地が変わって行く姿は悲しいものがある。

 

本殿裏には御神木のイチョウの巨木がある。

メインの木は、もう完全にやられてしまったが

蘖が大きく成長している、イチョウの生命力を感じ、まさに御神木の雰囲気が出ている。

鎌倉鶴岡八幡宮の大銀杏も現在、折れた部分から蘖が伸びているが、ここもそれと同じだろう。

さて御朱印

相模國六所神社の次、総社では2箇所になる。

しなやかで上品 達筆な文字だ。

私がもらった御朱印の中でも1、2を争う美しだだと思う。

御朱印は、ある意味文字や印を通じ神仏と繋がるものだ、なので神仏側にしても受け取る側も美しい文字の方がいい。