本州昨北端下北半島は恐山が大変有名なものの
正直アクセ性が悪く、手軽な観光地とは言えない。
私は、足掛け10年青森三沢に単身赴任の身で住んでいたので、暇な週末は1人で色々とドライブをしたこともあり
大変身近なエリアだ。
しかし、それは自動車での移動が前提だったので、自由に動けたからだが、
電車利用と徒歩ではちょっと散策には難しい土地だ。
毎年秋近くなるとなんとなく恐山に行きたくなるのだが
今回、ちょっとむつに用事があったので空き時間を上手く使って散策してきた。
私にとってのむつは、観光なら恐山とか例えば仏ヶ浦などを散策する中継点というより
普通にマエダストアーで買い物する町だったが、青森時代 正直街の歴史をたどりながら散策はしなかったと思う。
今思えば、10年もの期間もう少し有効に時間を使っておけばと後悔してしまう。
むつには、その土地の記憶が残る田名部と言う地名、田名部神社がある。
下北半島最大規模の神社だ。
数年前、同じようにむつの町を散策した際、この近所にある常念寺の国宝仏像のことばかり気にしていたため
その近所にこれだけの神社があることを見落としていた。
田名部神社は、大通りからちょっと入ったところにあるので、わかりづらい。
事前に情報を入れて置かなくても、道に隣接するところに神社があれば、ほぼ車を停める私の正確上
今までに参拝してことがなかったその理由は、やはりちょっと入ったところにあったからだと思う。
田名部神社
立派な鳥居を潜ると、立派な本殿、ただし新しいRC構造だ。
むつ1番の規模だが、社務所は不在で御朱印はいただくことができなかった。
これだけの規模の神社なので油断していたが、やはり地方の神社仏閣を参拝するときは事前確認が必須だ。
そして、会津藩士の招魂碑がある円通寺の隣に、熊野神社があるので行ってみた。
田名部側を渡った反対側にあるが、正直ここも分かりづらい。
しかしここは、社務所が自宅兼になっているので、御朱印は頂けた。ありがたいことだ。
この神社は、田名部海辺三十三観音霊場に入っているが
機会があればゆっくり回ってみたいものだ。