夏休み突入だ。
後半の台風直撃も心配だが、
どこに行っても大混雑なので我が家は、事前に予定は組んでいない
まあ、実家に墓参りぐらいかと思っている。
休みと言っても私は普段の生活を変えないので、相変わらず朝3時半に起きている。
撮りためたケーブルTVのUFO系番組を、BGM代わりにつけながら
最近参拝した寺や神社などを備忘の意味を込め振り返っている。
私のテリトリーの範囲で、閻魔を祀る寺情報もそろそろつきて来た感がある。
私は、基本ゴテゴテした絵が入る御朱印が好きではないし、ましてや季節限定・・みたいなものもあまり興味がなく
あくまで昔ながらのシンプルなものを好んでいるが、参拝したタイミングで、なにか特別に出されているものがあれば、
ありがたく頂くことにしている。
と言いながら、閻魔については、初物が減ってきているので、再参拝で今までに頂いていないものがあれば、それを求めて
足を運ぶ、自分の中で矛盾が生じているが、それはそれだ。
さて、閻魔は1月16日と7月16日が特別な日だ。
閻魔斎日と言われ、地獄も休日という事だろう。
なので、閻魔関係寺はこの日前後に縁日などを実施する。
昔はそんなこともなかったが、これも時代の流れ、近年の御朱印ブームで色々と特別をうたって御朱印を出すところが多い。
以前は、通常のご本尊の横に、例えば「太子会」とか「閻魔会」とかシンプルな表現だったが
最近は、それ専用に御朱印も用意されることが多い。
特別に準備する手間もあるが、中には印刷ものもあったりで、これが1枚1000円ともなれば、寺側としても良い収入だ。
有名な観光寺ならまだしも、小さい檀家寺などは、最近の檀家離れを考えると、寺の維持は大変だと思う。
御朱印収入も大きなポイントだと思う。私も、寺の維持費として役立ってもらえればと、寄付の意味も含め御朱印をもらっている。
芝増上寺の西側にひっそりと佇む宝珠院は、東京タワーの麓で現在本殿等の改修工事を行っている。
私は、行列してまで御朱印をもらうことはしないので、大きなイベント時は基本的に避けて参拝しているが
夏休み前の平日ということもあり、閻魔御朱印をもらいに行ってみることにした。
7月19日の午前中だ。
この日は、宝珠院の目玉である弁天様の特別な日、巳の日だった。
芝公園から汗をかきながら歩き、寺横の池で日差しを避け、今工事中の本殿を横目に正面までくると
なんと物凄い人30人以上いるだろうか・・・・
御朱印の書き手を増員しているとは言え、手が込んだ御朱印なのでなかなか進まない・・・・
数分状況をみて、この日は諦めることにした。
再訪したのは7月29日、
閻魔の雰囲気が残るので、7月中に参拝しておこうと思ったからだ。
この日は、特別な日でもないので、前回と同じ時間帯でも行列はなく私1人。
ここではすでに普通の閻魔の御朱印は頂いているので、閻魔縁日に関わる特別なものだけを選ぶと3種類頂けるようだ。
まずは、御朱印帳に直接書いて頂ける季節限定
涼しげだが、閻魔の重々しい雰囲気を感じさせない。
そして、閻魔縁日限定は、どちらも別紙貰いだった。
特別御朱印は、やはり派手なものが多いので、見栄えがする。
そして、この寺の目玉の蛇の石像も工事に伴い移動されていた。