翌日の安来散策の前日、広島から出雲まで移動してきた。

私の出雲散策は、広島とセットすることが多い。

飛行機で広島入し、用事を済ませ夜は出雲に泊まり、翌日は散策して広島から戻る。

そこそこに距離はあるが、移動路が空いているからできる技だ。

今回も同じだったが、出雲到着は予想以上に早く、ホテルに入るまで、散策をする時間は十分だった。

 

出雲大社にもお参りする予定だったが、その前にまだ参拝していないそこそこメジャー神社を探していたところ

ここがヒットした。

広島から無料高速を使って、三刀屋木次を降り、斐伊川を下るように走り程なく到着。

神社にありがちな、遠くからも判る木々の密集具合はまるでなく、

最近作られた様な新しい雰囲気が漂っている神社だった。

万九千神社(まくせじんじゃ)は、まくせのやしろと呼ばれ

神無月に全国の神社から神様が、ここ出雲に集まる

その神様が最後に立ち寄る場所らしい。

出雲では神が集まるので神在月と言うが、神が集まるわけだから神無月ではないことは頷ける。

本殿は存在せず

拝殿の後ろにある玉垣で囲まれた磐座が特徴だ。

そして同じ境内には、立虫神社も鎮座する。

この界隈の氏神様で、川の中州にあったらしいが、洪水の影響でここに置かれたようだ。