鞆の浦散策序盤の正法寺を参拝したとき
鞆の浦の良いところを色々と教えて貰った。
有名観光地であるからこそ雑誌などでは、地元が愛する場所は、旅行雑誌に無い情報源だ。
とは言っても教えてもらった殆どを見て回り、その最後は
ちょっと離れているけど、阿伏兎観音は是非と進められたので・・・・
車じゃないとちょっと距離があるがレンタカー移動なら問題もなく
大通りから沼隈半島の突端までは細い道なので、季節が良いと混雑したら多分大変だろう。
行き止まり手前で車をとめ、そこからは海を眺めながら歩くと、磐台寺に到着する。
源平合戦でも被害を受けた、臨済宗の古刹だ。
目の前が海なのでとても景観がいいが、台風など風が強い時は大変だろう。
阿伏兎(あぶと)と呼ばれる岬に、観音を祀っているので、阿伏兎観音と言われるそうだ
本堂からちょっと南に向かって歩くと
切手にもなった風景がそこに広がる。
まずは観音堂に入ってみる。
急な階段をあがると、観音堂の周りを歩ける様になっているが
幅が狭いこと、そして斜めになっていることで、少々怖い。
京都南禅寺の三門に登った時もそうだが
この外に向かって勾配がついているのは、正直怖い。
高所恐怖症まではいかないまでも、足がぶるつく・・・・
ここは、安産祈願にもご利益があるそうだ。
堂内の雰囲気は、先日参拝した総社の軽部神社に似ている。
今の様に、粉ミルクなど代替品がない、昔は子育てで乳がでないことは深刻だったと思う。
海を守る重要な観音さんであり、子育てにも重要なところだった訳だ。