前日は大雨ながら予想以上に散策ができた。

 

また、夕食に神戸牛を堪能し、いつもにないリッチな日だった。

その翌日、戻りは夕方なので、それまでレンタカーを借りて淡路島の散策を予定した。

淡路島を越え、徳島まで入って残りの四国八十八箇所7箇所を巡り、結願を目指すことも考えたが

半日で巡るにはちょっと中途半端だと判断し、淡路島で留まることにした。

 

となれば工程はぐっと楽になる。

三宮から伊弉諾神宮までは1時間程度、その後ちょっと南下して、まさに国生みのランドマークおのごろ島神社

最後に楠木正成の足跡を辿り松帆神社を参拝するルートとした。

 

まずは目指す淡路國一宮 伊弉諾神宮だ。

59を記載したが、これは私が参拝した一宮の参拝番号になる。やっと半分超えたぐらいだ。

色々なテーマの御朱印巡りがあるが、多分一宮巡りが一番広範囲だと思う。

日本100城巡りの双璧をなすレベルだ。

一宮廻りは、その参拝数の中間点を超えてくると、当然巡れるところも少なくなる。

私の場合、一番行きやすい関東、甲信越をほぼ残しているので一気に数を減らすことも可能だが

あまり縁のない、北海道、鹿児島、沖縄そして島々が最後まで残ってしまうので、結願はほぼ無理のレベル。

そんな微妙な位置にある淡路島、願ったりのタイミングだった。

そして、最近楽しみにしている古事記の足取り、出雲の歴史を遡る、まさに古事記の歴史のスタートを飾る

国生みの地を辿ることは大変感慨深いものがある。

日本の歴史は、おのごろ島そして淡路島と、この島から始まる訳だ。

 

淡路島は大きい、地図を見てもそう感じるが実際に入ってみると実感できる。

特に徳島に続く高速道路は島のほぼ中央を走っているので、車窓を眺めても島を走っている感じがしない。

目的の伊弉諾神宮は島の上部に位置する。

高速道路は比較的車量が多かったが、ここで降りる車は私1台のみだった。

多分殆ど四国に向かうのだろう。

高速を降りてほどなく走り、大きな鳥居が目印の伊弉諾神宮に到着した。

さすが一宮だけあり、敷地の広さを感じる。

正門手前、放生の御池を渡り、聖域に入る。

御朱印時間を考え、9時目標に到着したが、

朝のお祈りがどうも9時かららしく、御朱印を少しまつ必要があった。

しかし、この待ち時間、

夫婦の大楠などをみながらブラブラしていると、

時間なんか経つのは早いものだ。

御朱印を頂き、次の目的地

おのごろ島神社方面に向かった。