約1年をかけ、津軽三十三霊場巡りも先月無事結願を迎えた。

青森県の西側、津軽藩の範囲を広く巡った霊場巡りだった。
地元の人が、農閑期に巡る霊場的な位置づけなので、四国や西国に見られる霊場巡りに比べ大変地味だ。
案内も不親切で、近所に来て迷うことも多々あったが、どうにか終了することができた。

私は、足掛け10年青森に住んでいたので、色々と散策する機会があったが
青森県の東側に住んでいたせいもあって、なかなか青森・弘前には行く機会がなく、今回の霊場巡りは改めてこの地を知る良い機会になった。

自分では、全て見てしまった感があり
次の青森散策は、適当に弘前公園とかを歩くのもいいかなと思っていた。
なので、今回友人にその旨を伝えると、
津軽にはまだ、弘法大師霊場や八十八箇所もあるぞ・・・・と言われ
すでに回った三十三箇所に重複する部分も多いが、また回ってみるかということになった。

八十八箇所はちょっと数が多く、三十三箇所の経験から2年ぐら必要となるので
簡単な弘法大師二十三箇所を巡ることに決めた。
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そうなると、地元の友人はルート選定が早い
ほぼナビを使う必要がないぐらいのレベルなので、私もただ隣に座っているだけなので楽でいい。

関東では桜の満開宣言も出され20℃近い気温だったが
青森は寒が戻り、氷点下だった。これは本当に体がおかしくなる。

この土曜、夕方から雪予報だったが、朝は最高に良い天気だった。
まず目指すのは、弘前の最勝院 五重塔が有名な寺だ。

宿泊先の青森市内から、国道7号を使い弘前に向かう。
途中から見える岩木山が目の前にあらわれてくる。
沢山の雪を乗せまだまだ冬の様相だが、こうやって雲ひとつない姿を見るのは何時ぶりだろう。
近所に住んでいないものが、ピンポイントで訪れこんな良い天気に恵まれるのはとてもラッキーだ。
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