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中津の寺最後の参拝になってしまったが、実はカッパ寺の円應寺の前にこの寺をみながら歩いてきた。
寺の前の駐車場に車を停めたからだが、初見でっこの赤い壁には少々驚いた。
稲荷神社にある朱色の鳥居や社殿を見慣れていても、正直壁が赤いのには違和感がある。
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驚くのは、門を潜った本堂も、同じ赤く染まっていたので、2度驚くことになった。
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まだ、散策をしている観光客らしき人たちをみるが、この寺にまで入る人はいない。
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前寺同様に、夕方なので少々申し訳ない気持ちで、インターホンを押し、ご朱印をお願いしたい旨、伝えると
ここでも大変丁寧に対応頂いた。
中津は、とても気持ちがいい町だ。
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ご朱印を待つあいだ。
頂いた寺の冊子を読むと、気になる赤壁の由来が書いてあった。
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当時、門前および堂内の白壁は幾度となく塗り替えても、血がにじんで赤くそまるので、赤壁にしてしまったそうだ。
この地がいかに激しい古戦場だったことを物語るエピソードだ。
現在の静かさから想像もつかない。

ここで中津の寺巡りは終了してしまったが
ホテルに戻り、先ほどのカッパ寺の前が閻魔寺だったようだ。
閻魔巡りを楽しんでいる、私には、外してはいけない寺だっただけに、中津再訪を決意した。