私は東京足立区の生まれ、下町ではないけど今では下町の代表格にいわれている土地だが
冬場良くおでんを食べたものだ・・・・
今ではどうか判らないが、土曜の土日の昼ぐらいに、良く屋台のおでんを売りにも来ていた。
明らかに酒飲みのためではなく、家庭のおかずの1つとして・・・・。
なので、鍋を持っておかずとして買って行くお母さんや、
私たち子供達は少ない小遣いを叩いて、おやつとして食べていた。

そんな食生活は、大人になってもかわるものではない。
おでんが食べたくなるが・・・・
結婚して、おでんが食べたいねえ・・・・なんて話をしたとき、普通に家でおでんを食べる感覚はかみさんには、全くなかったことに驚いた。

今では、コンビニでもメイン惣菜の位置づけとして冬の代表格として売られているが、20年ぐらい前はまだまだマイナーな惣菜だった。
私の実家界隈では、豆腐屋でさつま揚げを出していた。
そこで、ごぼう、イカ、餃子、焼売、うづらの卵など・・・数々のさつま揚げをおでんにして食べていたものだ。
世代が交代して、豆腐屋自体が潰れてしまったりして、昔懐かしい美味しいおでん具材が買えるところが少なくなってきたが、最近ではスーパーでもそれなりに具材が充実してきて、うれしい。

贅沢を言えばキリがないので、
我が家では、普通に売られている具材で食べる様にしている。

昨日、大根を1本手に入れたので、
どうやって食べるか・・・・と考えた結果がおでんになった訳だ。
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おでんを作る際、出汁が重要だが
昔は、昆布や鰹節でとっていたが、最近ではおでんの出汁なんかも売られているので楽になった。
しかし、市販の出汁では、ちょっと味が濃い感じがして
我が家では、茅の舎のあごだしで食べている。
それにさつま揚げからも出汁がでるので、より味が複雑化して、これが実に美味しい。
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そして今回、
ラジオだったかTVだったか、題材はちゃんこ鍋だった。
その出汁の取り方で、
魚肉ソーセージを入れると話していた。
今回それを実践してみた。
確かに魚肉ソーセージは、魚ベースなので良い出汁が期待できそうだ。